12期生の大深です。
早いもので3回目のブログ当番です。
突然、私事ですが、10月1日より愛知県の豊橋市に単身赴任することになりました。
ただいま、移動の準備でバタバタしている最中です。
実は、6年前にもこの地に単身赴任をしており今回は2度目となります。
前回は2年間の赴任でしたが、赴任した当初は車もなく電車と自転車を使っての通勤でした。自宅と会社を往復するだけの味気ない日々が1年間続きました。しかし、2年目に車を購入してマイカー通勤をするようになって私の生活は一変しました。会社帰りに郊外の大型スーパーに寄って買い物をした後、レンタルビデオ店でDVDを借りる。また、休日にはシネコンで映画のはしご…などなど。生活範囲がぐっと広がり若いときとは違うちょっぴりリッチなシングルライフを満喫することが出来ました。東京ではほとんど感じませんでしたが、生活における車の重要性を強く感じたものです。
現在、地方都市の多くでは駅前の商店街が寂れ、商業施設の多くは広い駐車場を確保できる郊外へ移行してしまっています。豊橋市も例外ではなく、かつてのメインストリートはシャッター通りと化しており、以前駅前にあったデパートや大手スーパーもとうの昔に撤退してしまいました。しかし、転勤が決まり先月久しぶりに豊橋に行ってみると少し様子が変わっていました。駅前の一角が再開発されており、高級ホテルやおしゃれな飲食店が建ち並ぶ地方都市とは思えないストリートが形成されていました。駅前にも活気が戻ってきたようです。最近は飲酒運転に対しての罰則が強化されたことや企業のコンプライアンス意識が向上したこともあって、会社内での飲み会は主要駅の近くで行われることが多いようです。そんなサラリーマン需要や、学生さんなどの需要をうまく取り込んだ街作りが功を奏しているのだと思います。
今回の単身赴任では、人生最後となる(かもしれない)シングルライフを思いっきり楽しむと同時に、中小企業診断士として、この街の変わっていく様をしっかりと見つめていきたいと思っています。