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2020年版中小企業白書・小規模企業白書

2020-04-28 12:00:00 | 19期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。19期生の繁野邦博です。

緊急事態宣言が発令され、3週間が経とうとしておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
東京都の新型コロナウィルスの感染者数は4月27日時点で39人と、2日間連続で100人を切り、
減少傾向に入りつつあるとのことです。もう少しの辛抱です。頑張りましょう。

4月24日、2020年版中小企業白書・小規模企業白書が発行されました。

中小企業が新たな価値を生み出すため、
以下の重点課題の必要性や、成功企業の事例が多数紹介されています。
①賃上げと利益拡大の両立を図るためには、付加価値の増大が不可欠。
②製品・サービスの差別化や新事業展開により、新たな価値を生み出すことが重要。
異業種企業や大学との連携人材への投資が、中小企業の可能性を拡大。
④製品・サービスの優位性を顧客に伝える取組や、取引条件の見直しが重要。

また、経営者側、支援機関側それぞれの観点から、
外部機関の活用、外部機関同士の連携の必要性についても解説されています。
① 経営者側:外部支援を有効に活用し、経営改善のPDCAサイクルを回していくことが重要。
② 支援機関側:様々な支援機関が連携することで、より効果的な伴走型支援をすることが重要。

更に今回は、自然災害被害、新型コロナウィルスなどのリスク対策をテーマに、
国が実施している中小企業支援対策、有事の環境下でも迅速に対策を講じた企業の事例、
新たな価値創造を打ち出した中小企業の事例などが紹介されているのが特徴的です。

例えば、新製品開発の面では、
・高熱の人をさりげなく検出する小型サーモグラフィカメラと腕時計端末を
 自社の技術を活かして1週間で開発した北海道の中小企業。
・パソコンやスマホ、ドアノブを触れることなく操作できるタッチレス製品を
 開発して特許申請中の近畿地方の中小企業。

職場環境の面では、
・2016年から感染症BCPを策定していたため、混乱をきたすことなく、
 スムーズにテレワークや時差勤務に移行できた東京都の中小企業。
・休校要請に対して、職場の食堂兼休憩室を子供向けの自習室として開放し、
 従業員の子供たちを受け入れた岐阜県の中小企業。

など、万が一に対する備え、万が一の状況に直面した場合でも、
何かできないかと自社でできることを工夫して、
新たな価値を創出されている会社の事例が豊富に紹介されています。
見習いたいところやヒントになるところばかりですので是非ご一読ください。

最近は、社内外の方とテレビ会議をする機会が増えたのですが、
モニター越しにひょっこり顔を見せてくれるお子様の姿に一同癒されたりしています。

子連れ出勤や、子供の面倒を見ながらテレワークというのが、
世の中的に受け入れられつつあるのかもしれませんね。
アフターコロナの世の中でも、こういった風潮は続いてほしいなと思う次第です。

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コメント (3)
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