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診断士になる前の話

2018-01-06 07:36:17 | 17期生のブログリレー

17期生の設楽です。お世話になります。

新年1回目の投稿なので「今年の目標」とか「昨年の総括」とか、そういうのを書こうかと思いましたが、アッという間に踏みとどまりました(苦笑)。正直私にとっての2017年は、一言でいうと「(診断士試験合格に伴う)環境の変化に自分自身がついていけなかった。」というもので、今は書きたくないというか、心の中に留めておきたいというのが本音です。

というわけで今回は、診断士になる前に自分が(会社以外で)何をしていたか、について書きたいと思います。まぁ昔話でお茶を濁すと言われればそれまでですが、お付き合いいただけますと幸いです。

私は読書が好きで、和田秀樹さんの本をよく読んでいました。(今でも買ってます。自分のためではなく娘の受験のために、と目的は変わってますが。)
その中で「休暇力」という本があり、「人脈作りの可能性のある場所」として紹介されていたのが「六本木ライブラリー」です。「会員制の図書館だが、貸出しはしない」「カフェが常設されていて、年中無休で本が楽しめる」「六本木ヒルズ49階の夜景がとてつもなくキレイ」と特徴のある場所でした。

入会して半年後、2005年3月のことです。思わぬイベントがありました。会員同士の交流を図ることが目的で、やりたいことを会員が手を挙げて参加者を募る、というものです。その中で、単純ですがわかりやすい、いわゆる「読書会」を開こうという方がいて、翌月から活動が開始されました。それが「ブックナビクラブ」です。(ただ、このリンク先の写真の中に私はいません。理由は私が撮ったからです(笑))

話は続きます。発起人の方が1年後、諸事情により「六本木ライブラリー」を辞めることになりました。当時のメンバーは十数名ほどでしたが、存続の声が強く、「リーダー持ち回り」というルールでやっていくことにしました。ただ、実質的には初期メンバーである私が中心になることが多かったです。結局、私も2014年8月に診断士試験の勉強開始とともに「六本木ライブラリー」「ブックナビクラブ」の両方を辞めることになりましたが、それまで実に8年以上、この会を楽しみに活動していました。その間、1回も(私自身が休むことはあっても)会は毎月毎月欠かさず行われました。これは本当にすごいことだと今振り返ってもそう思います。(そして今でも続いています。)

定例会の内容は明快で、毎月第1土曜の朝10~12時に各自本を持ち寄り紹介するというものです。人の出入りは多々ありましたが、最盛期には朝早くにも関わらず30名以上も集まるという盛況ぶりでした。また、通常の活動以外にも街歩きなどのイベント、本のプレゼント交換を行う忘年会、数字にはまったく意味のない発足〇周年記念飲み会などをやってました。そして今でも私のFacebookに「いいね!」をしてくれる仲間も多く、感謝しています。

ただ、月に1回集まって本を紹介する、たったこれだけのことですが、実際やってみるとそうでもなく、楽しかった思い出が数多くあったと同時に(ボランティアの)会の運営というものがこんなに大変なものなのかと思うことがたくさんありました。
なぜそんなに大変なのか?理由は単純です。リーダーと言っても面倒なだけで別に偉いわけではないからです。基本、月額料金の高い「六本木ライブラリー」なので、あまり特異な方(笑)は来ないのですが、それでも場の空気が読めず、(同じ会員同士なのに)お客様気分になってしまう方や(人の本の紹介に対し)「この著者の言うことは間違っている」とイデオロギー論争を吹っかけてくる人がいるので、そういう方が来るたび、うーん、と首を傾げてどうしようかと思っていました。

結局のところ、私はここでの8年間で「横のリーダーシップ」を学んだような気がします。とはいうものの、それが私の強み(?)である一方、ユルくて楽しい会に8年属していたことで、診断士の研究会やイベントでは正直馴染めないと感じることも多く、結果が出せていないというのが実状です。というか、そんなユルい人間がなぜマスターコースを選んだのか、と言われると・・・。

そんなわけで、今はもう自分が見えなくなってしまっているので、ちゃんと向き合って反省と精進しないといけない、とは思っています。。。こんなユルい自分ですが、本年も変わらぬご指導の程、よろしくお願いいたします。

設楽英彦

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがたい存在 (藤田)
2018-01-06 09:24:25
今も続いているのはいいですね。

私は診断士前ふたつ会を立ち上げたことがあります。当時からの人がfacebookで繋がってます。
引き継いでくれたり、近くでアシストしてくださった方には感謝しています。

設楽さんなら心強かったでしょうね。

会社もいろいろな会も
作る人
引き継ぐ人
フォローする人
いろいろな方で構成されているのだと思います。

診断士は会が多いですね。
稼プロ!も事務局として関わっていますが、立ち上げ以外もいろいろ考えることがあると学んでいます。
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ありがとうございます。 (4$(しだら))
2018-01-06 15:51:22
藤田さん、コメントありがとうございます。

>設楽さんなら心強かったでしょうね。

非常にうれしいお言葉、ありがとうございます。
当時まだ髪の毛のあった頃(笑)は思い返してもダメダメでした。今もまだまだです、、、。

でも、きっとここが(いろんな意味で)鍛えてくれたのだと信じています。
その意味で、一生忘れられない存在です。
返信する
みんなで成果をだす (鴨志田)
2018-01-08 14:42:47
ユルくて・・・
ユルイが故に、自律性がないと保てないのでは?
自分の価値観を、どのように、周囲に伝え、共感を得るのかということも、複数人で何か活動をするときには、大切ですね。自己満足に終わらずに、みんなで成果を生み出していく力をいかにつくるかではないかと思いました。
返信する
コメントありがとうございます。 (4$(しだら))
2018-01-15 08:21:39
塾長、コメントありがとうございます。

>ユルイが故に、自律性がないと保てないのでは?

はい、その通りです。
「これは仕事じゃないから」と言えばそれが免罪符になってしまうので、みんなで集まって何かやろうとすると大変です。(大変でした。)

それもまたいい思い出なのですが、あまり後ろを振り返ることなく前を向いていきたいと今は思っています。
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