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趣味と次のこと

2024-11-04 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆様こんにちは。

24期生の田村です。

最近、うまいこと儲けられないかとミャンマーに行ってきました。

結果としてあまりうまくいかず、せいぜい飛行機代が浮いたぐらいの結果でした。まあ、現実逃避としては機能したので地道にやっていこうと思います。

そんなこんなで次は、古物商を始めようと警察に古物商許可を取りに行ってきました。

古物商許可というのも実際に申請してみると面倒なもので、申請書に加えて本籍地発行の身分証明書などが必要で時間がかかりました。ただ、申請自体は書類を出すだけでしたし、うまくいけば40日営業日以内に許可が出ますから今年中には許可が出そうです。まあ、犯罪歴はないみたいですし、破産した記憶がないように思いますので通るのでしょうか・・・。あまり人生に自信がありません。

許可が出ない時はその時考えます。

なぜ、古物商なのかというと趣味で古銭を集めている影響です。元々、あまり詳しくはないのですが数年前にユーチューブで古銭を集めの動画を見てから50銭銀貨を集めています。

わざわざ、50銭銀貨なのは1円銀貨だと偽物が多く、銀の純度を本物と同じにしたスーパーコピーまで出回って専門の古銭業者でも騙される始末だからです。もし、本物の1円銀貨を古銭屋で買えば安くても2~3万円はしますから、新1円銀貨の重さ26.96gと同じ重さの銀合金(約3000円)を使って偽物を作っても十分に元が取れてしまいます。まして、特別希少な年なら数十万円はしますから偽造銀貨業者も偽造技術にしのぎを削っています。この偽造銀貨はネットでも相当な数出回っていますし、外国の路上で売っている銀貨は高確率でこれだったりします。という私も、まとめ売りに付いてきた偽1円銀貨を5枚程持っています。いずれも、1円銀貨以外は本物だから良かったですが、こうなるともう高額貨幣は集める気になりません。

以降、低額の貨幣ばかり買うようになりました。この趣味の良いところは、製造に使用されている銀がそのまま資産になるところです。といっても、コインの話ですので一枚あたりの銀価格としては数百~千円分ぐらいにしかなりませんが、アンティークコインとしての希少価値が付加されるので古銭屋で買えば数千円はします。(買取の時は恐ろしいほど安い)

こういう銀貨を古銭のまとめ売りから掘り返すのは結構楽しいです。

 

画像の銀貨は全て雑銭(古銭のまとめ売り)から掘り返したもので、左上が竜1円銀貨(偽物)、その下が竜50銭銀貨、右上が旭日50銭、鳳凰50銭と続き、その他小さいのが竜10銭や朝日20銭なんかです。デザインは右の画像の鳳凰50銭がお気に入りですが、30%しか銀を含んでおらず、流通も多いので価値はあまりありません。買取で300円ぐらいですが、手に入りやすいのでコレクションの主力です。

ただ、最近は雑銭も価格が上がってしまいました。金属そのものが値上がりしているからです。たとえ、銅銭ばかりの雑銭であってもキロ単価になれば立派な値段が付きます。この趣味を始めたときは、銀貨も混じった雑銭がキロ2000円以下ぐらいで買えたのに今ではキロ3000円を超えてきました。こうなると、食い詰め者の私には手が出しずらくなります。

漬物石にしている余った古銭を売ってしまいたいぐらいの気持ちです。本格派のコレクターは嫌がるでしょうが、置き場がなかったので台所の収納に置いたら思いのほか便利でした。(一人暮らしだとキャベツとか白菜とかが余るので)

そんな状況で、どこかネット以外での仕入れ先を考えたときに思いついたのが古物市場でした。買取専門の業者は都会でも田舎でも大量にありますから、その業者の持ち込んだ古銭を古物市場で買えないかと考えたのです。

もちろん、すぐ無理そうだとわかりました。よく考えれば、私がネットで買った雑銭の多くは買取専門業者が出品したものです。そんな状況で、古物市場に大量に古銭が出回るかと言われると微妙ですし、高額な古銭は出品前に抜いているでしょう。また、古銭はもともと法律で商品になる想定ではないので、買取や転売するだけなら古物商許可も必要ありません。(もちろん大抵の業者は古銭以外も扱うので取っているでしょうが・・・。)

しかし、古物商の免許を取ってみようと興味をもつきっかけにはなりました。リサイクル業というのはあらためて調べてみると面白そうな業界で、大きく稼ぐのは無理でも兼業で行うのには適していそうです。地元の九州も福岡を中心に各県に古物市場はあるので、東京の古物市場と合わせて巡れば何かよいものを見つけるか思いつくかするかもしれません。なにより、先祖代々の固定資産税発生装置である無駄にデカい実家の納屋を有効活用する機会になる可能性もあります。

 

古銭は置いておいて、しばらく古物商の勉強をしてみます。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山口賢哉)
2024-11-04 20:51:29
ミャンマーへの買い出し、古物商の許可申請、古銭コレクター、いろいろなことにチャレンジしていて驚かせられます。角度を変えてビジネスを捉えかつ、自身で実行してみる、その行動力には脱帽です。
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Unknown (森谷進吉)
2024-11-05 04:33:17
今回のブログを受けて、古物営業許可の記事を調べましたが、営業許可を受けたい品目(美術品、衣類、時計など)を選んで、また営業を行う都道府県単位での許可が必要となるのですね。
無事に許可がおり、兼業がうまく起動に乗ることを祈っています。
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Unknown (永岡伸一)
2024-11-05 04:53:28
これだけいろいろ種類があると、値段がいくらになるのか把握するのは大変ですね。古物商が卸した価格が値段になっているというのはするどい指摘だと思います。簡単にはもうけられないものですね。
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Unknown (今村信哉)
2024-11-05 09:57:47
ミャンマー旅が、「せいぜい飛行機代が浮いたぐらいの結果」というのにまずハッとさせられました。お金を言い訳にせずに、興味あるものに手と足を伸ばして経験と知見(とお金)を蓄積させなければと気付かされました。
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Unknown (曽我 剛)
2024-11-05 12:22:32
古物商の許可申請を出されるとは、素晴らしい行動力です。許認可の必要な仕事やリサイクル業は私も興味を持っていますが、実際に実行に移して体験する学びは何事にも耐えがたい、貴重なものですね。ビジネスがうまくいくことをお祈りしております。また体験談も楽しみにしております。
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Unknown (Unknown)
2024-11-06 12:17:58
古銭のまとめ売り、たまに見かけますが、誰がどのような目的で購入するのか不思議に思っていました。宝探しの楽しみがあるのですね。大量に集めることで新たな価値が生まれる、
なにか面白いなと思いました。
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