21期生の小林です。皆さん書いていますが、21期の講義は先月で終わり、後は卒塾式を残すのみとなっています。
1年間、「書く」「話す」「診る」「聴く」の基礎スキルを学び、キャリア・ビジョンを考え、多くの新たな発見・気づきを得ることができました。
「書く力」では、文章を書く基本的な考え方を学び、出版の具体的なノウハウを知り、小論文のプロセスを通じて添削し合う、等で書くことを実践する力の向上につながったと思います。このブログの作成など、書くネタを考え、アウトプットを継続する機会が持てることも有意義だったと思っています。
「話す力」では、多くの気づきがありました。特に、声の講義では、発声の仕方、話し方を学び、「自分に合った自然な声の高さになっているか」「自分の思考プロセスに合った話し方になっているか」という指摘は、自分の話し方を見つめる機会となりました。
オプションのボイトレ特別企画で、朗読を行い、気持ちをのせて的確に文章を読むことが、こんなにも難しいことなのだと知ったことも貴重な経験でした。
「診る力」では、身近な存在である”飲食店”を初めて診断する機会が得られたことが有意義だったと思います。初めて覆面調査を行い、「よき飲食店は何か」と考えることは面白い経験となりました。「明日からすぐできる」報告内容にブラッシュアップすることで、報告会で診断先の方々がよい刺激・アイデアをもらったように反応いただけたことは印象的でした。
「聴く力」では、「鼻血が出る」位の熱い想いを引き出せるように、コーチングするスタイルで経営者を支援するという視点は、非常に学びとなりました。ヒアリングのロールプレイングも話を引き出す実践として面白く有意義だったと思います。
キャリア・ビジョンを、1年間を通じて真剣に考え続け、話したり、フィード・バックをもらえたりしたことは貴重だったと思います。まだ、継続して考え中ですが、「どういう強みを活かして、どう実践につなげるか」「何を磨いて、具体的にどう動くか」を、今後カタチにしていきたいと思います。
稼プロ!の活動で、多くの新たな経験をし、気づきが得られたと思います。また、世代や背景も様々である同期の方々と課題に取り組み、課題への向き合い方・姿勢から多くを学ぶことができました。中小企業診断士としての活動にこれから踏み出すために、素晴らしい経験を積むことができた1年だったと思っています。
以上