あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

自由律詩歌 その5

2016-09-18 11:11:03 | Weblog


ある晴れた日に 第403回


三時に咲くから三時草 

お辞儀をするからお辞儀草

へくそかずらでは可哀想 

そこで誰かがもぐさ花と言うた

ぐるぐるまわれ矢車草
今は何時だ時計草
政治家が政治を辞めると嘘をつき

競技場、エンブレムの次は五輪撤回

そういえば会社の社員番号まだ覚えてる奴隷の番号

デザインの独創性なんて風にそよぐ葦

「九月になれば」と思っていたがなったらなったでいろいろあらあな

モンシロチョウ、
誰が何といおうとも
蝶よ花よと生きていくのさ

70を過ぎてもビンビンなんんですってョあちらの御主人

50を過ぎても見境なしなんですってョあちらの奥様

豚男豚女大繁殖中平成日本列島

9月10日鬼怒川で鬼が怒った

悪夢の時代を生きていく

気狂いに刃物を持たせてしまった

空は晴れたが、心は闇だ。

杉作、日本の夜明けはまだまだ遠いのお。鞍馬天狗

ほんまにこの狂犬鎖につないでおかないとなにをするかわからんな

一度嘘をつくと何度でも嘘をつくようになる

普通の人が住む普通の国

特別の人が住む特別の国

念なう早かった

1億が総白痴となり総下流

1億が総右翼となり総懺悔

1億が総活躍で総玉砕

1億総下流総白痴総懺悔総玉砕

これやこの佐々木眞公十四歳のしゃれこうべ

それともいっそお前と死ぬか

あんぱんまんもがんになる

金と健康が失われると残るは不安と絶望のみ

10月3日に蝉が鳴く

10月9日にも蝉が鳴く

樹下に千匹の幼虫蠢く

みんなみんな冷たかったよ。

質より量のダニエル・バレンボイム

「大衆の原像」なんて吉本選手の頭の中にしかなかった

そんなに人を殺してみたければ、まず自分から殺してみよ

可愛い子には戦争をさせよ

諸国一見の僧になりたし


水島寒月の博士論文「蛙の眼球の電動作用に対する紫外光線の影響」を読んでみたい秋の夜 蝶人


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする