あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

ジョルジュ・パン・コスマトス監督の「カサンドラ・クロス」をみて

2018-02-20 14:55:23 | Weblog


闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1289




ジュネーヴのWHO本部で米国が密かに培養していた毒培養菌がテロリストの襲撃で流失し感染者を乗せた国際列車をアサンドラ・クロス鉄橋で墜落させようと企む冷酷非情な米軍大佐がおなじみバートランカスター。

それを阻止しようとする医学者がイングリッド・チューリン。列車を救おうと大活躍するヒロインがソフィア・ローレンという異色の組み合わせを考えたのはローレンの夫でもある大プロデューサーのカルロ・ポンティである。

されどWHOの一介の大佐(情報員)が全権を掌握してなぜトランプのような好き勝手ができるのかは謎である。

それはともかくソフィア・ローレンのかんばせのろうたけて美しいこと。いつかパリのオペラ座で見かけた彼女の全盛時代の輝きを思い出したことだった。


  その人はあんまり葉っぱが落ちるのでFall Fallと叫んだのでしょう 蝶人

コメント
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