あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

宮崎駿作「風の谷のナウシカ4」を読んで

2021-06-10 13:32:44 | Weblog

照る日曇る日第1589回

300年前の大海嘯の時、腐海に没した古エフタル王国の末裔は青き衣の者に率いられて土鬼国の森に入ったが、いつの日か復活してマニ族を救うという伝説があった。森の人マニ族もナウシカが属する風の谷のジル族も大国の騒乱の余波を被りながら懸命に生き延びようとしている。弱き者たちは死者たちの精霊によって守られているのだ。
土鬼軍の僧正チャルカは、殺人細菌兵器を製造して戦場でばら撒いたが、新しい有毒瘴気が王蟲たちを混乱に陥れ、さらには超新型変異粘菌体が大増殖して来るべき大海嘯の引き金となるのだった。

いまは亡き巽君の家に泊めてもらいし朝「あ、お父さんが二人いる」 蝶人
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