闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2825~29
1)ジョージ・シドニー監督の「ショウ・ボート」
1951年製作のミュージカル映画で、美しいエヴァ・ガードナーが魅力的。されどこの映画では、黒人よりも白黒混血の方が差別が酷い、ような気が。
2)アーサー・ペン監督の「逃亡地帯」
1966年製作のサスペンス・アクション映画。マーロン・ブランド、R.レッドフォード、ジェーン・フォンダ、アンジー・ディッキンソンが出演して、リリアン・ヘルマンの脚本をペンが撮るんだから、面白くないわけがないずら。
3)ニコラス・レイ監督の「孤独な場所で」
1950年製作の悲劇的な恋愛映画。どうだ、名匠レイがハンフリ・ボガードを撮るとこうなるのだ。
4)ルドルフ・マテ監督の「欲望の谷」
1954年のハリウッド西部劇だが、グレン・フォードが主演するといつもひと味ちがうウエスタンに仕上がります。
5)マービン・ルロイ監督の「キューリー夫人」
本物よりも美しいグリア・ガーソンが主演する一代物だが、夫ピエールと打ち込んだ放射性元素の研究が、いかに辛苦の末になったかをまざまざと物語る1943年の秀作。
それにしても最新研究所落成式の日に、最愛の夫が馬車に轢かれて急死するとはなんという悲劇だろう。
コロナに倦みウクライナに倦みそれらに倦んでるこの国にも倦んでいる 蝶人