あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

川上未映子著「春のこわいもの」を読んで

2023-08-27 09:16:50 | Weblog

 

照る日曇る日 第1947回

 

アマゾンのオーデイオブックのために企画された6つの短編小説集であるが、出来栄えと長短はまちまち。「春のこわいもの」というタイトルの作品はないが、いちばんそれに近い世界を描いたのは、「娘について」という作品であったが、プロの作家の売り物なのだから、もっと推敲してほしいずら。

 

  亡き人をよく知り愛した人が写したる遺影見事に故人をあらわす 蝶人

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