ある晴れた日に 第713回
Xを「X(旧ツイッター)」と書く夜長かな
やおよろず行きて帰らず神無月尽
1400人殺されしイスラエル8000人を虐殺中なり
カタバミの黄色い花にしがみつくヤマトシジミに吹く風やまず
意を決し発熱外科を訪ぬればコロナにあらずインフルエンザ
熱が出て咳は止まらず眠れないまたもやコロナにやられたのか
「彼彼女」と書けばクリアしたと思ってる「彼彼女そのほか」というべし
中秋の名月の夜の満月が月下美人の花弁をひらく
ミッドウェイの6千米の海底でいつまでも澤地久枝を見上げている7冊の本
まえがきもあとがきも著者紹介もなき歌集あり潔きかな
藤沢の市役所行けばメダカ池に藤沢メダカが泳ぐ10月
13日の金曜日に下水の溝の穴に落っこちたアクアの鍵を取り戻すまで
3流の指揮者を招いて3流の演奏を続ける公凶楽団
30分受付を増やして待っている君を待たせて昼寝している
なんじゅっかいゴミに出そうと思ったか今なお現役ダウン入りベスト
個人的な意見ですねといわれてる個人的でない意見がどこにあるのか
埒もなき詩をうんとこさ書き溜めて思潮社から出すのが夢なんだって
赤と青1500円の買物袋どちらにするかがいいか夫婦で迷う
10回に3点取られて諦めず4点取って逆転するとは!
この次に何を言おうかお互いに息を呑んでる黙が震える
「仕方が無かった」と言いたくはないがそうとしか言えない時もあるのだ
紀伊国屋に10冊残る我が詩集誰か買わんか誰も買わんか
アマゾンに13冊残る我が詩集誰か買わんか誰も買わんか
世の中にいいことなんか何もなく大谷本塁打王1面トップ
「広辞苑」は第4版で充分よと短歌の好きな遠縁のおばさん
白内障髭剃り禁止と命じられゴッホの顔で目医者に通う
夢もなく希望も見えぬ出版界に光り輝く吉本隆明全集
いざというときにはスパッと腹を切るそれも社長の大事な仕事
アキさんと西村朗氏の掛け合いが昨日の様だ「現代の音楽」
雨が降り槍が降ろうがなんのその生魂たばしる川内優輝
予算委でそれなりの美脚を誇示してる経済安保大臣高市早苗 蝶人