闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3441~45
1)クリント・イーストウッド主演監督の「クライ・マッチョ」
2021年のメキシカン現代風西部劇。棺桶に片足を踏み入れた東森選手が古き良き時代の牧童に扮して、未来を持つ少年を訓導する。
2)リドリー・スコット監督の「最後の決闘裁判」
旧友に妻を強姦された騎士が決闘でその決着をつける2021年の最新作。黒澤の「羅生門」に倣って三者三様の視点で描いているのだが、「羅生門」のようにドラスティックな違いがないので、徒に重畳して退屈する。
3)チョン・ジウ監督の「ハッピーエンド」
最後にハッピーとは正反対の悲惨な結末を迎える1999年韓国製の典型的な不倫浮気悲劇映画ずら。
4)ロバート・ゼメキス監督の「キャスト・アウエイ」
2000年のサバイバルアドヴェンチャー映画。絶海の孤島に不時着したトム・ハンクスがロビンソン・クルーソーの現代版となって大自然と人智を尽くして格闘し、4年後に無事帰還を果たすが、火くらい自分で起こせるようでなきゃだめだと思った。
5)ブライアン・カーク監督の「21ブリッジ」
NY市警ぐるみのヘロイン犯罪に一匹狼刑事が挑む2019年のアクションスリラー映画。
5匹だけ残してメダカは喰われたりネコかカラスかアライグマか 蝶人