あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2023年霜月蝶人映画劇場 その3

2023-11-21 10:36:28 | Weblog

 

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3441~45

 

1)クリント・イーストウッド主演監督の「クライ・マッチョ」

2021年のメキシカン現代風西部劇。棺桶に片足を踏み入れた東森選手が古き良き時代の牧童に扮して、未来を持つ少年を訓導する。

 

2)リドリー・スコット監督の「最後の決闘裁判」 

旧友に妻を強姦された騎士が決闘でその決着をつける2021年の最新作。黒澤の「羅生門」に倣って三者三様の視点で描いているのだが、「羅生門」のようにドラスティックな違いがないので、徒に重畳して退屈する。

 

3)チョン・ジウ監督の「ハッピーエンド」

最後にハッピーとは正反対の悲惨な結末を迎える1999年韓国製の典型的な不倫浮気悲劇映画ずら。

 

4)ロバート・ゼメキス監督の「キャスト・アウエイ」

2000年のサバイバルアドヴェンチャー映画。絶海の孤島に不時着したトム・ハンクスがロビンソン・クルーソーの現代版となって大自然と人智を尽くして格闘し、4年後に無事帰還を果たすが、火くらい自分で起こせるようでなきゃだめだと思った。

 

5)ブライアン・カーク監督の「21ブリッジ」

NY市警ぐるみのヘロイン犯罪に一匹狼刑事が挑む2019年のアクションスリラー映画。

 

   5匹だけ残してメダカは喰われたりネコかカラスかアライグマか 蝶人

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