Brothers (with Bonus Disc) / The Black Keys (2010)
2010年に発売されたブラック・キーズ(The Black Keys)の名作「Brothers」の限定盤。オリジナル・アルバムに加えて「The Akron Sessions」と名付けられたボーナス・ディスクが付いた2枚組。もちろんオリジナル盤は持っているが、つい、このボーナス・ディスクにも所有欲が…。正確に言うと音源だけならすでに所有していたのだが、やはりフィジカルな物を求めてしまうオッサン世代。こんな事をしているから部屋のCDは山積みになったまま…。
オリジナルはそれまでのバンド史上最高の売上を記録した充実作。かのマッスル・ショールズ・スタジオなどで録音され、ワールドワイドに大きく飛躍した原動力ともなった。ジャケの説明文字はハウリン・ウルフ(Howlin' Wolf)のアルバムを真似ているのかな。寡作になってサイド・プロジェクトばっかりになってしまった現在と違い、1~2年毎にアルバムを発表出来ていた時期なのでやはり活きがいい。15曲も収録しているので後半ちょっとダレるが…。
ボーナス・ディスクの方は、ディーヴォ(Devo)やプリテンダーズ(Pretenders)のクリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)の出身地として有名な彼らの地元オハイオ州アクロンのダン(Dan Auerbach)所有のアナログ・スタジオで録音されたもののよう。正直言って正規テイクと音も印象もそう変わらず。アルバム製作段階のデモ的なものなのか、完成後のライヴ・リハ的なものなのか、よく分からないが(どこにも記述が見つからず)、ここで演奏されている6曲が確かに「Brothers」を代表する6曲と言っていいので”サンプラー”としても機能している。
オークションにて購入(¥551)
- CD (2010/10/26)
- Disc : 2
- Format: CD, Import
- Label : Imports