ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Brothers (with Bonus Disc) / The Black Keys

2017年06月03日 | オルタナティヴ・ロック

Brothers (with Bonus Disc) / The Black Keys (2010)

2010年に発売されたブラック・キーズ(The Black Keys)の名作「Brothers」の限定盤。オリジナル・アルバムに加えて「The Akron Sessions」と名付けられたボーナス・ディスクが付いた2枚組。もちろんオリジナル盤は持っているが、つい、このボーナス・ディスクにも所有欲が…。正確に言うと音源だけならすでに所有していたのだが、やはりフィジカルな物を求めてしまうオッサン世代。こんな事をしているから部屋のCDは山積みになったまま…。

オリジナルはそれまでのバンド史上最高の売上を記録した充実作。かのマッスル・ショールズ・スタジオなどで録音され、ワールドワイドに大きく飛躍した原動力ともなった。ジャケの説明文字はハウリン・ウルフ(Howlin' Wolf)のアルバムを真似ているのかな。寡作になってサイド・プロジェクトばっかりになってしまった現在と違い、1~2年毎にアルバムを発表出来ていた時期なのでやはり活きがいい。15曲も収録しているので後半ちょっとダレるが…。

ボーナス・ディスクの方は、ディーヴォ(Devo)やプリテンダーズ(Pretenders)のクリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)の出身地として有名な彼らの地元オハイオ州アクロンのダン(Dan Auerbach)所有のアナログ・スタジオで録音されたもののよう。正直言って正規テイクと音も印象もそう変わらず。アルバム製作段階のデモ的なものなのか、完成後のライヴ・リハ的なものなのか、よく分からないが(どこにも記述が見つからず)、ここで演奏されている6曲が確かに「Brothers」を代表する6曲と言っていいので”サンプラー”としても機能している。

オークションにて購入(¥551)

  • CD (2010/10/26)
  • Disc : 2
  • Format: CD, Import
  • Label : Imports
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サカエ @愛知県瀬戸市

2017年06月03日 | 愛知県(尾張・老舗)

瀬戸市の街を散策し、夕食に選んだのは「せと銀座通り商店街」にある「とんかつレスト・サカエ」。店の壁にポップなイラストと共に「瀬戸名物・元祖・みそかつ」とあれば入らない訳にはいかない。夜営業が始まったばかりの時間に一番乗り。店頭にはサンプルが並ぶショーケースがある昭和チックな佇まい。創業は昭和15年(1940)で80年にもなるのだとか。中はテーブル席が7つほど。ご家族でやっていらっしゃるのかな。メニューを見ることは見たが、やっぱり注文したのは「元祖みそかつ定食」。食べ歩いていたのでご飯は少なめにしてもらった。出来上がりを待つ間にも電話で注文が入ったりしていたので、近くの人が料理を持ち帰ったりするのかもしれない。

しばらくして出されたみそかつは、味噌タレが前面にかかっている。つけ合わせはトマト、キャベツの千切り、スパゲッティーサラダ、オレンジ、それに赤だしと漬物。みそかつは細目のパン粉で揚げてあり、好みのタイプ。味噌タレは甘め。自分にはちょっと甘過ぎるが、これとご飯を喰らうと濃い赤だしに合うんだよなァ。つけ合わせを挟みながら全部綺麗に平らげた。勘定をしてもらうと、少なくお願いしたご飯の分ちゃんと20円引かれていた。別に要求はしないが、その気持ちが嬉しい。(勘定は¥1,330)

 


 

↓ 豆タイルやステンドグラスで装飾された「原田寫眞館」(創業昭和4年・1929・廃業済)。昭和モダンな装飾とカフェーのような扉がかっこいい。中はどうなっているのかな?

 

↓ その他にも年季の入った建物が現存していて「末広町商店街」と同様に見応えたっぷり。こんな興味深い古い商店街が3つも残っている瀬戸って面白いなァ。

 

 


 

 

みそかつレスト サカエ

愛知県瀬戸市朝日町42

 

( 瀬戸 せと レストランサカエ みそかつ 味噌カツ 味噌かつ 銀座通り商店街 せと末広町商店街 宮前地下街 近代建築 写真館 原田写真館 )

コメント (2)
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