ある平日の夕方、用事の前に持ち帰りの食糧を買っていこうと寄ったのは、岐阜市今小町の交差点近くにあるサンドウイッチの店「金蝶堂」。この屋号からいくとひょっとして昔は和菓子とかを扱っていたのかな。もうそろそろ店じまいの時間だったので慌てて店に駆け込む。昭和の菓子屋(パン屋)の雰囲気を残す店のガラスケースの中にはもう僅かなサンドイッチしか残っていなかった。玉子系という気分ではなかったので、残り少ない中から「サーモントースト」を購入。こちらは最初から焼きが入っていて、ラップで包んである。「温めますか?」と言われて「ハイ」と答えてしまったが、よく考えたらすぐに食べる訳ではなかった。電子レンジで温められたサンドイッチを紙袋に入れて渡してくれる。
用事が終わってひと息ついた時に鞄から「サーモントースト」を取り出す。サーモンのフライが挟んである食パンにはミミが付いたまま。それがトーストされ、斜め半分2つに切り分けられている。焼いてあるのを温めてもらったのでどうしてもミミが硬いのは仕方のないところ。たっぷりのソースかマヨネーズが塗られているのかなと思ったが意外に少なめ。揚げ物と一体化した懐かしい食パンの香りがしてなかなかいいが、さすがに作ってから時間が経っているので風味は落ちているが…。次はもっと早い時間に伺って、他のサンドイッチか、ホットドッグを買い込もう。(勘定は¥140/個)
手作りサンドウイッチの店 金蝶堂
岐阜県岐阜市今小町22
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