岐阜市の本荘公園の近くにあるとんかつの店「寛太(とんかつ寛太)」へ。以前に岐阜市民病院方面のバスで幹線道路を通った時に初めて見かけた店。それまではここに店があることすら知らなかったが、なんとなく惹かれたので、ある日の昼に寄ってみた。店に入るとテーブル席と小上がり席、そして奥にカウンター席がある。品書きに目を通すが、通常メニューの他に、”ランチタイムサービス”で「サービスランチ」と「ミックスランチ」があり、「ミックスランチ」には5つも種類がある。迷ったので店名を冠した「5・ロース寛太(焼きとんかつ)+コロッケ」というのを選んでみた。「赤出汁か茶碗蒸しかどちらにされますか?」と訊かれたので「茶碗蒸し」で。
しばらくして盆にのって運ばれた「ロース寛太+コロッケ」は、思わず「うわぁ、すごい量」と声が出てしまいそう。沢山の千切りキャベツとマヨスパサラダが添えられたとんかつ、最初からソースがかかったコロッケ、大きめの茶碗に入ったご飯、茶碗蒸し、小うどん、漬物、という盛り沢山のラインナップ。細目の衣で焼かれたとんかつは薄めだがしっかりと1枚。焼きとんかつって不思議なもので材料は変わらないのに風味が独特になってそれが好きなのだが、こちらのは焼きにしてはそれっぽい風味が弱く、通常のとんかつとあまり変わりなく感じる。生姜醤油で食べるのは珍しい。コロッケの風味は”あれ”っぽくやや苦手。茶碗蒸しは緩めの蒸し加減で、しっかりと鶏肉、花麩、蒲鉾、椎茸が入っていて旨い。蒲鉾と刻みネギの入ったうどんは淡い色のつゆで、副菜としては十分に旨い。それにしてもサービス精神がたっぷりだなァ。お腹いっぱい。自分にはやや量が多くて少し持て余したので、次は通常メニューか丼物をいただこう。(勘定は¥930)
寛太 (とんかつ寛太)
岐阜県岐阜市鹿島町2-10
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