ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

角屋 (2) @愛知県犬山市

2020年10月15日 | 愛知県(尾張)

まだまだ暑かった頃、犬山駅前にある食堂「角屋」へ。店の横にある駐車場に車を停めた。この日は車を降りると湿度が高くてクラクラするぐらい不快な日。昼を過ぎた時間だったので空いているかと思いきや、広い店の中は結構な客入り。確かココ夜とかは営業していなかったはずだが、昼はちゃんと客が入っているんだなァ。かろうじて空いていたテーブル席に腰掛けるとメニューを持って来てくれた給仕の女性から「味噌カツの普通サイズは売り切れました。」と案内があった。どのみち食べるつもりは無かったが。暑いので冷たいものをと選んだのは「冷やし中華」。”夏季限定・自家製中華麺”というのに惹かれた。値付けはやや高めだが、観光地の駅前だから仕方がないだろう。前は気付かなかったが厨房の中も女性だけのようで、給仕と合わせて3人の女性がいらっしゃった。

しばらくして「冷やし中華」が運ばれた。「マヨネーズは要りますか?」と訊かれたのでお断りし、辛子は小袋で付けられた。麺の上に並べられた具材は、錦糸玉子、ハム、きゅうり、もやし、人参、メンマ、紅生姜、スライスしたゆで卵、海苔と多彩。ハムときゅうりは幅広め、後は細かく刻まれていた。さっそく件の中華麺を手繰る。やや平打ちの細麺でグンと伸びるのびとしなやかさがあり、とてもいい感じ。暖かいつゆでも負けなさそうな、古い食堂らしからぬいい麺だ。具材を色々組み合わせながら一緒に啜る。つゆの酸味はマイルドで色も淡い。食べ切ると浅い皿の底から「角屋」の風格あるマークが出てきた。次はこの麺を使っているだろう「五目中華そば」か、店自慢の「味噌かつ」をいただいてみようかな。(勘定は¥900)

以前の記事はこちら

 

 


 

↓ 店の東側にあった板張りで平屋の建物(建築詳細不明)。まるで昔の学校のような雰囲気の貫禄ある建物だ。近寄れなかったが白い部分は漆喰で塗られているだろうか。

 


 

お食事処 角屋

愛知県犬山市大字犬山字高見町9

 

( 犬山 いぬやま かどや 大衆食堂 麺類食堂 洋食 中華そば ラーメン 自家製麺 手打ち 田楽 でんがく みそかつ 味噌カツ 近代建築 )

コメント
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