数年前から俄然話題になり始めた”南インドカレー”、あるいは”スパイスカレー”。何をもってスパイスカレーと呼ぶのかの定義は知らないけれど、あちらこちらで見かけるようになった。自分は岐阜駅にあった「ニュートンサーカス」辺りから南インド系のカレーが大好きになり、いわゆる油の多いナンで食べる通常(北?)のインドカレーと違って食後感が軽いので、区別して色んな店に行くようになった。名古屋駅近くでは人気のあまり毎度行列が出来て、何度行ってもいまだにありつけることが出来ない店も(並ぶのが嫌いなので…)。そういえばあの「エリックサウス」が岐阜駅にも出来たようだ(ただそれに伴って同グループの「マカロニ軒」は閉店)。これはかつての「erick curry 岐阜駅店」以来の凱旋ってことになるのかな。閑話休題。こちら岐阜市鶴舞町の「Spice Addict」はまだ7月に出来たばかりの店。以前に近くの中華「清水」に行った時に店に入って行く人を見かけていたので、改めて自分も寄ってみることに。駐車場はその「清水」の店舗横に数台分。車を停め、道路を渡って店へ。
洒落たカフェ・タイプの店舗はL字のカウンター席のみ。主人かどうかは知らないが2人の若い女性で賄っているのかな。すでに先客が何組か入っておりその間しか空いていない。特に席間のコロナ対策はとっていないようだ(入口に消毒ジェルがあったのは帰る際に気付いた)。すぐにその席に案内されるが隣と近いので警戒。客の多くが店員と知り合いなのかタメ口の会話が飛び交っていて、みんなマスク無しだし、自分の隣はよく喋る男だったので更に警戒…。それはさておき、注文は2種類のカレーと2つを楽しめる”あいがけ”があったので「あいがけカレー」をお願いした。日によって変わるのかどうかは知らないが、この日書かれていたのは「チキンカレー」と「豆ときのこのカレー」の2種。
「チキンカレー」には手羽元肉が1本入るようで、それは別の鍋から取り出し、その上からカレーをかけた模様。丸く盛られたターメリックライスにかけられた2種のカレーは、しっかりと分けて注がれた訳ではないのである程度混ざっている感じ。皿の上には他に人参のラペ、紫キャベツ、水菜を刻んだものが添えられていて華やか。カレーは軽い口当たり。豆の方のカレーはひよこ豆としめじかな。ひよこ豆はやや硬めの食感。ライスの量は多くないのでカレーを混ぜて食べているとすぐに足らなくなる。サラッとして食べ易い味付けなので万人向けではあるが、自分としては”Addict(中毒)”になるまでは…(笑)。自分でも自宅でよく作るようになったので(→意外と簡単です)あまり店で感動しなくなってしまったのは困ったものだ。あいがけでなく単品で食べてみたら印象は変わるかも。食べ終えたらすぐにマスクをして勘定してもらい、すばやく退店した。(勘定は¥1,000)
スパイスカレー専門店 Spice Addict (スパイス・アディクト)
岐阜県岐阜市鶴舞町1-19-8
( 岐阜 ぎふ スパイスアディクト カレー カレーライス インドカレー スパイス・カレー 新店 イナダシュンスケ エリックカレー 円相 )