ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

大阪飯店 @岐阜県岐阜市

2023年12月05日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市中央卸売市場」場内の食堂といえば「びっくり麺亭」が思いつく(←麺は年々見当たらなくなっているが・笑)。だが店がある棟とは別に、もう1軒中華料理の店があることを知っている人は多くないかもしれない。それがこちら「大阪飯店」。なんせ店は市場の本場の東側の片隅にあって一般の人の目に触れることは無いし、昼ともなると東側の門は閉められてしまうから、店へたどり着くには自分の車で場内の奥までトラックの間をすり抜けて入っていかなくてはいけない(写真下3枚目)。実は以前にもこちらに来たのだが、1時半過ぎでもう片付けが始まっていて、高齢の主人に「もう終わっちゃった。」と言われてしまっていた。

この日到着したのは1時ちょっと過ぎ。店のある棟の前に車を停めて中に入る。今度はギリギリ間に合ったようだ。先客は1名。もちろん市場の関係者だろう。L字カウンターの端に腰掛け、壁に貼られた品書きから「肉ニラ炒め定食」をお願いするも「今日はちょっと出来ない。」と言われてしまった。そこで急遽選んだのが「中華風カツ丼」。こちらはOKのようだ。主人の調理が始まる。

テレビを見ながら待っていると、まずはミニサラダが用意され、もやしの入った中華スープとたくあんが出された。そしてすぐに「中華風カツ丼」が登場。深さのある皿に盛られていて上からたっぷりの中華餡がかかっている。餡には玉ねぎ、人参、長ネギ、キクラゲ。その下に隠れたカツはしっかりとした厚さがある大きめのもの。カツに餡を纏わせてレンゲでいただいていく。うん、旨い。餡は醤油ベースでややゆるめ。ただ酸味の無い餡なので食べ進めていくと少々単調になる。卓上に酢でもあれば尚いいんだけれど。後半はゆるい餡が白いご飯を侵食して飲み物みたくなってきた。平らげるとお腹もいっぱいに。次は定食か「ワンタンメン」「スタミナ焼めし」あたりにしてみよう。そういえばこちら、表に置かれた立ち看板をよく見ると、店名の肩にはなぜか「(旧)」の文字が(写真下2枚目)。どういう意味だろ?…。(勘定は¥880)

 

中華料理 大阪飯店

岐阜県岐阜市茜部新所2-5 岐阜市中央卸売市場内

 

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コメント (2)
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