ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Souvenir From Japan / Japan

2023年12月12日 | パンク・ニューウェーヴ

Souvenir From Japan / Japan (1989)

デヴィッド・シルビアン(David Sylvian)やミック・カーン(Mick Karn)が在籍してたジャパン(Japan)。自分は彼らの現役時にほとんど聴いたことが無く、そのケバい化粧やアイドル然とした姿から、後から出たデュラン・デュラン(Duran Duran)の兄貴分的なイメージしか持っていなかった。彼らの解散は1982年。その頃に聞いた「Ghosts」でちょっとイメージが変わったが、追いかけるまではいかず幾年月。最近になって発売(再発)された解散時の来日公演のライヴ・アルバムで、坂本龍一、矢野顕子、高橋幸宏がゲスト参加していたと知って興味が沸いた。もちろんオリジナル・アルバムは持っていないので、ちょっと目についた安いコンピ盤を購入。

彼らのディスコグラフィーについての知識もないので、この収録曲の振り幅はよく分からないが(←ライナー読め)、ポップな曲からそうでない曲までバラエティーに富んでいる。うん、意外とイイな。80年代のシンセの音が鳴っていて懐かしいし、やはりその辺りのサウンドっていうのは自分の体に滲み込んでいるのでグッとくる。楽曲に浮かれ過ぎていないある種の暗さがあるのも興味深い。解散後のデヴィッド・シルビアンが坂本龍一やロバート・フリップ(Robert Fripp)と一緒に仕事をしているのも納得(一時キング・クリムゾンのヴォーカル就任の動きもあったらしい)。もっと聴きたくなったので、手始めに先述のライヴ・アルバムを買ってみようっと。

ネット・ショップにて購入(¥361)

  • Label ‏ : ‎ Hansa
  • ASIN ‏ : ‎ B00000716O
  • Disc ‏ : ‎ 1
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すいぎょく @岐阜県大垣市 (2)

2023年12月12日 | 岐阜県(西濃)

ある日の午後、何か冷たいものをと寄ったのは岐阜県大垣市の「すいぎょく」。創業は昭和38年(1963)。隣の茶舗「すいぎょく園(翠玉園)」(創業大正2年・1913)の喫茶部門。元々は昭和37年から発売しているという抹茶味のソフトクリーム「グリーンソフト」が大人気で店前が混雑するので、それを食べる場所として作られたのがこの喫茶店なんだとか。店舗隣の駐車場に車を停め中へ。昼には遅い時間帯にも関わらず、食事をしている人も多数。カウンター席が空いていたのでそちらに腰掛けた。「グリーンソフト」が使われているメニューは”のせのせ”と表示がしてある。メニューから選んだのは「のせのせ抹茶ババロア」。

しばらくして運ばれた「のせのせ抹茶ババロア」は、抹茶色のババロアに、グリーンソフト、生クリームが盛られている。ババロアはしっかりと抹茶味で甘さ控えめ。グリーンソフトが濃厚な味なのでババロア単体の味はちょっと分かりづらい。相変わらずグリーンソフトは口溶け良く、旨い。今のように抹茶味ブームになるずっと前からあってこの味って凄い。一番好きな抹茶味のアイスかも。途中で崩落したが、綺麗に平らげた。こちら食事メニューもあるが、”S38年からずっと変わらないあっさり味です。”という「中華そば」が気になった。今度は是非食事で寄ってみよう。(勘定は¥560)

以前の記事はこちら (1

 

 

COFFEE CLUB すいぎょく

岐阜県大垣市桐ケ崎町31

 

( 大垣 おおがき 喫茶すいぎょく すいぎょく園喫茶部 翆玉園 カフェ グリーンソフト 登録商標 抹茶ソフト アイスクリーム )

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