Summoner's Travels Collector's Edition / Sting (1994)
3月にスティング(Sting)のコンサートに行った際、セット・リストで一番多く選ばれていたのが1993年の5枚目のソロ・アルバム「Ten Summoner's Tales」の曲だった。当時自分はオルタナやグランジをはじめ、もっとハードな音楽ばかりであまりポップな音楽を聴いていなかったのでアルバムは持っていなかった。という訳で今更ながら購入。もうすでに叩き売りみたいな値段で出回っているので(→よく売れた証拠でもあるが)、翌年に日本で発売されたライヴEPとセットになった限定盤を購入してみた。
アルバムの方は、さすが今のスティングが選曲するのもよく分かる完成度がある。彼が固執していたジャズとポップの狭間で振り幅が大きかった部分もあるソロ初期と比べて落ち着いた雰囲気。アルバム全体のバランスも良く、彼のヴォーカルの魅力がたっぷりと味わえる好盤だ。なるほど、それぞれの曲の出来もいい。これ、当時ちゃんと聴いていればファンとしてのブランクは無かったかも。
セットになったライヴEPは「Five Live!」と名付けられているが、調べたところ「The Soul Cages Concert」というライヴ・ヴィデオと同一音源でレアな音源でも何でもないのだとか。なぁんだ。収録曲は以下の通り。
01 All This Time
02 Roxanne
03 The Soul Cages
04 Walking On The Moon
05 Fortress Around Your Heart
可も不可もない無難な内容。いやもちろんスティングのヴォーカルはいつ聴いたってかっこいいなと思うんだけれど。
ネット・ショップにて購入(¥380)
- Label : ポリドール
- ASIN : B000UVA39C
- Disc : 2
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