ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

さぼうる @東京・神田神保町

2015年03月04日 | 東京都

深夜、酔っぱらって宿(學士会館)に帰る前に、ふらふらと寄ったのは、怪しい雰囲気の喫茶「さぼうる」。創業は昭和30年(1955)と古い。スペイン語で「味」という意味なのだとか。学生の頃によく前を通ったが、入るのは初めて。細い路地にあるので昼間でも独特の雰囲気を持っているが、夜だとその無国籍な外観や店周りの植物、それに照明で一段と怪しさを増す。写真がブレたのは酔っぱらっているせいです(笑)。酔い覚ましに何か呑んで…もとい、飲んでいこうと店に入ると、なんとほぼ満員。時間は23時頃だったと思うんだけど。すごいな。すぐに席が空いたので、薄暗い中二階になったようなスペースのテーブル席に腰を下ろす。店内は何風とも言えない不思議な感じだが、妙に落ち着く暗さ。コーヒーを飲んでいる人、食事をしている人、お酒を飲んでいる人と様々。

頼んだのはこちらの名物「生ジュース(いちご)」。前から旨いとは聞いていたが、さすがに中年のオッサン1人で昼間に頼むのは勇気がいる。つまり、酔った勢いを借りて…、ね。こんな夜中にみんな何してんだろ?(←お前もな)と辺りを見回しつつ、ジュースが来るのを待った。しばらくして目にも鮮やかなピンク色の飲み物が運ばれる。うん、これ昼間はひとりで頼む勇気ない(笑)。日本は諸外国と違って「ジュース」の定義が曖昧なのだが、これは100%なのかな。まず、香りがいい。ストローでひと口飲んでみると…「ウマっ!」。酔った口に染み通る爽やかな口当たり。甘さも充分。氷も一緒にミキサーにかけられているが、冷たくてもしっかり旨さを感じ取ることが出来る。あっという間に飲み干した。次入る事があってもコーヒーじゃなくて勇気出してコレ頼もう。(勘定は¥500)

さぼうる

東京都千代田区神田神保町1-11

(神保町 神保町古書店街 コーヒー 珈琲 喫茶 喫茶店 路地裏 路地)


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2 コメント

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Unknown (ハリー)
2015-03-09 11:50:12
GAOHEWGII様、こんにちは。

>勤めていたcdショップがこの近くに

そうなんですか!(DUじゃないですよね)
じゃぁ、この辺りは「勝手知ったる」ですね。
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Unknown (GAOHEWGII)
2015-03-09 01:57:12
ハリー様 こんばんは

以前、勤めていたcdショップがこの近くにあったので何度か行きました。あの暗さはいいですよね。たまに黒い虫とか出ますけれどもご愛嬌。
返信する

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