一宮で軽く一杯。駅西の路地にある居酒屋「平和」へ。縄のれんをくぐって店内へ。この日はまだ席に余裕があったが、すでにご高齢の常連客グループが楽しそうに飲(や)っていた。バラバラで店に入ってきているのだが、みな「〇✕さん、〇△ちゃん」と苗字で呼び合うほど仲良しのご様子。当たり前のように席を空けて合流していく。後から伺ったら90代半ばのお父さんもいらっしゃる。みんなニコニコえびす顔。居心地イイんだろうなァ。自分も空いているカウンター席に座らせてもらい「酒(正一合)」を燗でお願いした。酒肴は「おでん三本」と「つけもの」。おでん鍋に入っている種を教えてもらい、中から牛すじ、里芋、はんぺんを選んで甘い味噌だれをかけてもらう。「つけもの」は4種類。茄子、きゅうり、たくあん、白菜で、すり生姜が添えてある。
酒は外看板からいくと地元の「金銀花酒造」。しみじみと燗酒が旨い季節になった。熱いおでんを口に入れ、杯を空ける。こういう時に挟む漬物も旨い。コロナ禍ということもあるのか、この日はいつものように混雑していないので、いつも小走りで右へ左へと立ち働くお綺麗な女将さんと手伝いの女性も常連客と冗談を交わしたり、酌をしたりと余裕がある様子だ。追加で酒をもう一本と「つくね二本」を焼いてもらった。鉄串が使われた熱々を頬張り、燗酒で追っかける。わぁわぁと活気のあるいつもの雰囲気もいいけれど、こうやって緩い雰囲気の中でゆっくり飲るのもまたいい。いい気持ちになって店を後にした。(勘定は¥1,900程)
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居酒屋 平和
愛知県一宮市新生2-3-2
( 一宮 いちのみや 一宮駅 名鉄一宮駅 駅裏 駅西 へいわ 居酒屋 酒場 縄のれん 赤ちょうちん 駅西小路 )
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