ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

神田新八 @東京・神田

2014年03月03日 | 東京都

神田駅からすぐ近くにある居酒屋。日本酒好きには有名で、揃えてある酒の種類も多い。いろんな雑誌や書籍に取り上げられることの多い店で、以前一度予約を入れたが、直前になって都合が悪くなり未訪問のままだったので、予約なしではあったがのぞいてみた。幸い空きがあったので、連れと一緒に入店。店内は平日とあって背広姿のサラリーマンでいっぱい。自分の勝手なイメージではもっと落ち着いた店という感じだったが、意外にもざっくばらんな居酒屋だった。

まず店からお通しの3点盛りが出る。2人とも喉が渇いていたので、まずビールをもらい、すぐに日本酒に切り替えた。数多いリストの中から選んだのは「るみ子の酒」の吟醸。店内の壁にも直に描かれた絵があったが、日本酒を題材にした漫画「夏子の酒」の作者・尾瀬あきら氏のイラストがラベルに描かれた三重県のお酒だ。今まで飲んだことがなかったので飲んでみたかった。これをまず冷や(常温)でもらい、酒肴は穴子の白焼きや自家製さつま揚げ、それに馬刺し(赤身)を注文。「るみ子の酒」は確か濁り酒で有名だったので、もっと癖の強い酒かと思っていたが、そこは吟醸酒。厭味でない程度に吟醸香があり、どんなつまみにも合わせやすい。そのあとには神亀酒造の「ひこ孫」の純米を追加した(ここ新八は神亀酒造の品揃えが豊富なことで有名)。こちらは純米酒ならではの濃醇な口当たりで、いろいろ食べ進めた後でも負けてしまわない力強さがある。注文した肉の旨味の強い馬刺し(生姜醤油)にもよく合う。

酒肴は様々なものがあり、今回は頼まなかったが鮮魚もよさそうだった。注文したものはどれもクオリティが高くて旨いが、そこそこ高めの値段なので普段使いで通うのにはちょっと使いづらいかもしれない。旨い肴を目当てに数人で行って、色んなものをつまんで、という使い方ならいいかも。(勘定は2人で¥8,500程)

神田新八

東京都千代田区鍛冶町2-9-1

(神田 新八 かんだ しんぱち かんだしんぱち)

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ひろしさん、こんにちは。 (ハリー)
2014-03-04 16:57:14
ひろしさん、こんにちは。

さすが、ひろしさん!ご訪問済みなんですね。私も念願の訪問でした。

本当にいいお酒ばかりでした、どれも。肴も旨いんです、何食べても。
でもちょっとだけ高いんですよね。もう少し落ちついた店ならありの値段なんですが。
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こんばんは!。 (ひろし)
2014-03-04 01:10:25
こんばんは!。

新八さん、東京にいた頃、一度、行ったことがあります。
お酒好きには堪らないお店でしょうね。みんないいお酒ばかりで(笑)。
ハリーさんのレポートの通りですね(お店の雰囲気、お値段)。
肴は綺麗というか華やかな感じですよね。
確かに普段使いにはキツいです。
気の置けない友人と、「よし、今日はちょっと行ってみようか!」てな時に◎かと・・・。

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