ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Live At Woodstock / Creedence Clearwater Revival

2020年11月04日 | クラシック・ロック

Live At Woodstock / Creedence Clearwater Revival (2019)

こんな物凄い音源が発売されていたとは全然知らなかった。クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival 以下CCR)のあの1969年8月のウッドストックでの演奏記録。世に名高いウッドストック・フェスティヴァル(正式には「Woodstock Music and Art Festival」)では数多くのアーティストが3日間に渡って演奏を繰り広げたが、当初映画のサウンドトラックとして1970年に発売された3枚組レコード(ジャケ写真下左)ではほんの一部のアーティスト、後になって発売された第2弾(ジャケ写真下右)でも追加収録されたのは2組に留まって、全貌はなかなか把握できなかった。自分はのちにCDで購入したが、フェスの全容については90年代以降に知ったことがほとんど。

 

たぶん1994年に25周年と銘打って大々的にコンサートが開催された辺りから色々な音源が発掘されるようになり、ジミ(Jimi Hendrix)などは単独ライヴ・アルバムやDVDが発売されて話題になったし、フェスティヴァルの4枚組のボックスなんかも発売された。やっとそこにCCRの音源が収録されたはず(→持ってない)。40周年か何かで発売されたジョー・コッカー(Joe Cocker)とグリース・バンド(The Grease Band)のアルバムも良かったなァ。もちろんあの大々的なイベントだから音源は残っていたろうが、ずっと今まで発売されなかったんだから何か理由があったんだろう。それが大したアナウンスもなくあっけなく発売(自分が知らなかっただけ?)。慌ててポチッとしてみた。

実際のステージ写真なのかどうかは分からないが、何とも華のないジャケット(笑)。それでも針を落として(CDだけど)びっくり。場内アナウンスと共にぶっといジョン・フォガティ(John Fogerty)のギターと、あの特徴的な力強いヴォーカルが空気を切り裂く。条件の悪いフェスティヴァルという会場にあっても演奏は素晴らしいし(曲間で間延びする場面はある)、ジョンのヴォーカルもノリにノッている感じ。鋭い音のギターは69年にあってハードロック一歩手前という感じでザクザクと鳴り響くし、演奏としても冗漫なところが無く、バンドとしてのまとまりも良い。ちなみに演奏したのは2日目で、デッド(Grateful Dead)の後でジャニス(Janis Joplin)の前だったらしい(凄いナ)。それにしても分離の良い高音質で驚いた。これが当時何らかの形で発売されていたら絶対にライヴの名盤となって聴き継がれただろう。

amazonにて購入(¥1,273)

  • Label : Universal
  • ASIN : B07SQTM2JL
  • Disc : 1

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2 コメント

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Unknown (icecreammanshige)
2020-11-05 20:50:57
早速、林檎音楽でダウンロードして
聴いています🎶
し〜し〜あ〜る、カッコいいですよね
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Unknown (ハリー)
2020-11-06 07:11:52
icecreammanshigeさん、こんにちは。

このライヴ、本当にかっこいいですよね!
返信する

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