ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ミツワ食堂 @滋賀県彦根市

2021年12月05日 | 滋賀県(老舗)

バイクを駆って久しぶりに滋賀県彦根市へ。途中関ヶ原で小雨に振られてどうなることかと思ったが、何とか雨も上がって無事辿り着いた。腹ごしらえに向かったのはいつもの銀座商店街。新しい店が集まる観光地は他にあるのに、どうしてかこの古い商店街に引き寄せられてしまう。西の端にある「ミツワ食堂」に入ってみた。創業は昭和22年(1947)で甘味処から始まったのだそう。店の表は少し新しく造作してあるものの、入口に立てば昔からずっとある店だろうことは分かる。ご高齢のお母さんが給仕して下さった。テーブル席に腰掛けメニューを眺める。迷ったが、結局先頭に書いてあり外看板でも推していた「中華そば」をお願いした。

しばらくして澄んだスープの「中華そば」が運ばれてきた。チャーシューとかまぼこ2枚、沢山のメンマ、刻みネギが散らしてある。スープはあっさりとした味。どこかに”昆布と鰹出汁”だと書いてあったのを見たが、鶏ガラとかの動物系も入っているように思ったんだけれど、どうかな。麺は細ストレート麺。茹で加減はやや軟らかめ。チャーシューは噛み応えのあるタイプ。強い所は見当たらないのでスルスルと啜っていける優しい味だった。次の機会があったら「肉吸い」を頼んでみよう。(勘定は¥680)

 

 


 

↓ 同じ銀座商店街の「旧・滋賀銀行彦根支店(旧・第百三十三国立銀行本店)」(大正14年・1925・建造)に行くと「滋賀銀行」の看板が外されていた。どうも移転したらしい。あと何年かで100周年を迎える建物だというのに、これからどうなってしまうんだろう…。

 

 

↓ 近くの「登り町グリーン通り商店街」にある以前から気になっていた建物は「滋賀銀行彦根志賀寮」(建築詳細不明)というのだそう。大きな敷地にある邸宅には洋館部分もちらりと見えている。ただ立派な黒塀があった周囲が工事の壁で囲まれてしまったのが気になるところ。

 

 


 

食事処 ミツワ食堂

滋賀県彦根市銀座町6−1

 

( 滋賀 しが 彦根 ひこね 銀座通商店街 ミツワ 食卓代行ミツワ 大衆食堂 麺類食堂 ラーメン ちゃんぽん )


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