久しぶりに岐阜市中竹屋町のしっとりとした雰囲気の通りにある「長崎屋本店」へ。店の前は車の通りが少ないし、この日は雨だったので余計に静かで落ち着いた雰囲気。こちら創業が享保5年(1720)というから300年以上(!)と言う凄い歴史のある和菓子の店。和菓子といっても基本的には「松風」と「味噌松風」という2種類の菓子があるのみという銘店だ。ガラス戸を引いて店に入ると主人が1人。以前に「松風」はいただいたことがあるので「味噌松風」を1棹、箱入りではないのをお願いした。
家に帰ってお茶を煎れ、包みから取り出し、包丁で切り分けて妻といただく。しっとりとしてもちもちの食感。見た目はカステラのようだが卵は使われておらず、やはり和菓子。薄紙が敷かれているのもカステラとよく似ているが、最初は知らずにそのまま食べてしまった(←妻に指摘された・苦笑)。上下の甘いところに味噌が使われているようだが風味は控えめ。熱いお茶とよく合って旨い。
自分はこうやって各地の色々な銘菓を買って帰るのだが、妻は食べるだけだからどの店の何ってほとんど覚えていない(苦笑)。よくテレビで紹介されている時に「あれ前に買ってきたから食べたことあるよ」と言っても「そうだったっけ?」と言うばかり…。ま、懲りずにまた買って帰るんですけれど。(勘定は¥432)
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岐阜県岐阜市中竹屋町38
( 岐阜 ぎふ 長崎屋 ながさきや ながさきやほんてん 長崎屋総本舗 ながさきやそうほんぽ 和菓子 松風 まつかぜ みそまつかぜ 江戸時代 )
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