新装というか、完全に建て直して営業を再開した八代の中華料理屋「金龍」。昨年夏に一旦店を閉める際に再開の告知はあったものの、あの御歳だからひょっとしてと思っていたが、やる気マンマンなのが嬉しい。営業再開してからそう経たない頃に店を訪れた(訪問5月初旬)。事前の情報で知ってはいたが、何とも素っ気ない外観。申し訳程度に”金龍”の小さな看板が置いてある。窓が無いので正面からは中の様子は分からない。前の店の時にはその鄙びた外観から入りづらいという人が多かったが、むしろ自分にはこちらの方が入りづらいゾ(苦笑)。引き戸を開けて中に入ると、真新しいカウンター席はL字。小上がりは2つ。開店祝いの花がいくつも置いてある。新調された座布団もふかふかだ。ご夫婦は以前の白い調理服を止め、Tシャツと若々しい。5-6人掛けのカウンター席はひとつ空いているのみで後は埋まっている。早速「かに入焼飯」と「ギョーザ」をお願いした。後から後から常連客が次々と詰めかける。そのたびに女将さんが「おぉ、○○君、久しぶり!」などと声をかけていた。慕われているなァ。小上がりもすぐ埋まって満席の盛況ぶり。注文が殺到しているが主人は余裕綽々。さすがベテラン、淡々と調理が進んでいた。
まずは「ギョーザ」が登場。ぷっくりとしたのが6個。以前と同じく辛子醤油で。口に入れると餡の旨味が口いっぱいに広がる。ここの餃子は本当に旨いなァ。これでビールといきたいが車なのが残念。そしてカウンター越しに主人から平皿にこんもりと盛られた「かに入焼飯」が渡された。うっ、と一瞬怯む攻撃的な量(笑)。相変わらずの破壊力だ。怯まず挑んでいく。具材は細かく刻んだ人参、たけのこ、ピーマン、コーン、玉子、それにカニの身。「五目焼飯」っていうのがあるのでそれ+カニという感じかな。ただカニの風味はやや希薄。一心不乱にスプーンを動かして「ふぅ、お腹いっぱい…」となったところで約半分(笑)。でもこれ、ふわっと炒められ旨いんだ。旨いからこの量でもいける。スピードを緩めず残りの半分をしっかりと平らげた。きっと夜はお腹が空かないだろう。またこの店で色々食べることが出来ると思うと嬉しい。次はやっぱり平打ちの麺を。両面焼きじゃない「焼そば」にしてみようかな。(勘定は¥1,250)
金龍
岐阜県岐阜市八代3-2-7
( 岐阜 ぎふ 八代 やしろ きんりゅう 金龍八代店 ラーメン 中華そば 焼飯 やきめし ヤキメシ チャーハン 大盛 デカ盛 餃子 ギョウザ 新装開店 )
最近2回満席で退散してたので嬉しくて。
焼飯をよーく噛んで味わいました。
やっぱりナンバーワンです。
>最近2回満席で退散
まじっすか?! 新装景気がまだ続いていると? うちらの知ってる金龍とは違う店のような(笑)。
でも、ご夫婦がやる気満々なのがうれしいですよねー。
>ナンバーワン
うん、あの焼飯はナンバーワンです!