その渋くて素敵な佇まいとオリジナルなソース(たれ)が食堂好きを虜にする岐阜市初音町の「魚半」。この日は1台のみの駐車場が塞がっていたので、少し離れたコインパーキングに車を入れて歩いて店へ。暖簾をくぐると先客は3組7名。もとより広い店ではないので混雑している。カウンターに座っている初老の方は前にも見かけたことがあるのでしょっちゅう通っているんだろう。入口近くのカウンターの端に腰を下ろして壁に貼ってある品書きを眺める。この日選んだのは「ミンチカツ」。特に”定食”とは書いていないが品書きは単品の値段だろうか。この日はご飯を小さい飯碗でお願いした。調理はお母さんと娘さん。ミンチカツはその場で衣を付けている。
揚がったカツを4つにカットし、あの特製ソースをかけて出来上がり。付け合わせは千切りキャベツとレタスとポテサラ。さっそくミンチカツを摘み上げ、熱々を口に入れる。何度食べても独特な、和出汁とケチャップを合わせたようなオレンジ色の特製ソース。調理場にはカゴメの業務用ケチャップ缶があるのであれを使っているだろうか。ミンチカツは薄衣で肉がみっちりと詰まったタイプ。それでも中は軟らか。強い味(酸味)なのでカツ丼では支配的になる特製ソースも、皿盛りのミンチカツではちょうどいい加減になる。濃いめの味噌汁を挟みながら美味しくいただいた。このソース、果たしてエビフライやハンバーグにも付いてくるだろうか? (勘定は¥670)
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↓ 近くの喫茶「ブラウン」の店先には綺麗なバラが咲き誇っていた。
めん類・和洋食 魚半 (魚半食堂)
岐阜県岐阜市初音町13
( 岐阜 ぎふ はつね町 うおはん うおはん食堂 洋食 カツ丼 かつ丼 特製ソース 大衆食堂 麺類食堂 近代建築 おすし街道 献上 )
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