ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Reggatta Mondatta : A Reggae Tribute To The Police / Various Artists

2012年07月18日 | レゲエ・スカ

Reggatta

Reggatta Mondatta : A Reggae Tribute To The Police / Various Artists (1997)

主にレゲエミュージシャンによるポリス(The Police)のトリビュートアルバム。もともとポリスがレゲエのリズムやカッティングを自分達の音楽に上手く取り入れてヒットしたのだから、それを逆にカヴァーするというと…ま、安易といえば安易。

自分がこういったトリビュートアルバムを買う時に気をつけているのは、自分が大好きなアーティストのトリビュートであっても、ある程度有名なアーティストによるカヴァーが相当数収録されている事。マイナーなアーティストばっかりのトリビュートアルバムも昔はたくさん買ったが、だいたいそんなのを聴くのは一度か二度。一聴して誰が演奏しているか分からないカヴァー曲は聴いていて全然面白くないのだ。

その基準でいけばこのアルバムは合格。実際結構ヒットしたみたいで第2弾も発売されたはず。どんなコラボが実現したのか知らないが一部の曲ではスティング(Sting)本人の歌声も聴ける。もちろんポリスのヒット曲を知らない人はこのアルバムを手に取らないと思うが、どの曲も気負いなく楽しめていい。

オークションにて購入(¥448)

  • CD (1997/7/29)
  • Disc: 1
  • Format: Import, from US
  • Label: Ark 21
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    Up From The Catacombs : The Best of / Jane's Addiction

    2012年07月17日 | オルタナティヴ・ロック

    Janes

    Up From The Catacombs : The Best of / Jane's Addiction (2006)

    2006年発売のジェーンズ・アディクション(Jane's Addiction)のライノ編集によるベスト。こんなの出ているとは知りませんでした。80年代後半のインディーズデビューから、再結成の2003年発売「ストレイズ(Strays)」までの至極真っ当な選曲のベスト。変化球は特になし。ジャケットは不気味で彼ららしさいっぱい。

    彼らを初めて知ったのはロラパルーザ(米ロックフェス)創始者がヴォーカルのペリー・ファレル(Perry Farrell)だったから。でも最近調べてみたらそもそもロラパルーザはジェーンズアディクションの解散ツアーとして開催されたものらしく、つまり自分は完全に後追いだったという事。当時来日もしていないし、情報が少なかったとはいえ、ギターのデイヴ・ナヴァロ(Dave Navarro)がレッチリ(Red Hot Chili Peppers)に入る94年までは現役だったとばかり思っていたから意外。そういえば当時ジェーンズのプロモビデオやライブ映像も見た記憶が無いなぁ。

    そのころはまだオルタナティヴ(Alternative)というジャンルは確立されてなくて、日本では雑誌「クロスビート」がそちらに大きく舵をとって雑誌編集を行いだした頃だったので愛読していた。それでも彼らに関しての情報は当時から少なかったし、日本ではあまり話題になっていなかったと思う。

    このバンドの場合サウンドよりもまずペリー・ファレルのヴォーカルを受け入れられるかが大きな問題だと思う。自分も最初は「ひょっとして女性?」と思っていた中性的なハイトーン。ファーストアルバムはインディーズで音質もイマイチだったのでそうとうとっつきにくかったと記憶している。それでも全部揃えたのはアコースティックな曲とハードでエレクトリックな曲がブレンドされて、さらに前述のヴォーカルが合わさり、不思議な存在感とオリジナリティーを持っていたから。久々に聴いたがやはり独特で、他に似たようなバンドって見当たらない。

    オークションにて購入(¥448)

  • CD (2006/9/19)
  • Disc: 1
  • Format : CD, Original recording remastered, Import, from US
  • Label: Rhino / Wea
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    百老亭 大須店 @名古屋市中区・大須 (※閉店)

    2012年07月15日 | 名古屋(中区 老舗)

    ふらふらと大須を散歩していて百老亭の看板(正確に言うと公園側勝手口の看板)が目に入る。某有名作家が著書に何度も載せている老舗だ。「あぁ、ここか」と表に回ってそのまま店内へ。改装したばかりなのか店のしつらえは新しく、いわゆる老舗の雰囲気はない。創業は昭和28年(1953)だとか(昭和24年説も)。店内はカウンターだけの小さなお店だが休日だからか店員が5人と席数に比べてとても多い。基本的にメニューは餃子しかなく潔い。改装以前はもう少しメニューがあったそう。「焼き餃子」と「炊(水)餃子」を10個(これが注文最小単位)づつとビールを注文。

    まず焼き餃子が到着。小さめの餃子は油を使わず焼いているようでこれ以上ない位さっぱり。油の無いぶん焦げの風味が残ってしまっている。餡もその中の肉も少なめ。もちっとはしているが乾いた皮のひだが口に残るので食感はいまいちかな。数は軽くいけてしまうが旨味は乏しいのでビールのつまみにはいいけれどこれだけ目当てだと拍子抜けするかも。続いて炊餃子。これも焼きと同じ皮だろうか。椀に盛られてきた炊餃子の食感は焼きの時とは違ってこちらの方が好み。餡はスープがたっぷりというタイプではないし、皮もいわゆる水餃子のように厚めでもっちりというタイプではないので焼き餃子と同じく軽い。

    旨味たっぷり脂たっぷりの今風ではないので若い人には向かないかもしれないが、創業当時からこういう餃子を提供し続けているんだろうと想像出来る。こういう店はこのままずっと続いて欲しいよね。出来れば改装とかせず(笑)。さっと入ってビールでどちらか10個食べてさっと出る、くらいの使い方が向いているんじゃないかな。

    百老亭 大須店

    愛知県名古屋市中区大須2-13-13

    ※平成30年9月末を以って閉店されました

     

    ( 大須 ひゃくろうてい ひゃくろうていおおす 閉店 廃業 )

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    Live At The Tokyo Dome / The Rolling Stones

    2012年07月14日 | クラシック・ロック

    Stoens_tokyo

    Live At The Tokyo Dome / The Rolling Stones (2012)

    ローリングストーンズ(The Rolling Stones)が貴重なライブ音源をネットオンリーで「Rolling Stones Archive」から配信し始めてはや第4弾。なんと今回発表されたのは1990年の初来日公演。東京ドーム連続10回公演のうち2月26日分。

    日本中が大フィーバー(死語)となった初来日公演だが、実は自分はその期間ちょうど日本におらず、長年のファンであったにも関わらず全く波に乗れなかった(どのみちチケットがゲット出来たか怪しいけれど…)。しかもすでに断片的に見たり、聴いたりしていた89年版ビッグバンドストーンズがあまり気に入らなかった事もあり、今までに無いほどストーンズへの関心が薄れてしまった時期でもあった。その後の来日公演はほとんど見ているが、今となってはあの異常な盛り上がりの中の特別なストーンズは見ておくべきだったと後悔している。

    さて、この音源は有名音源でブートレグ(海賊盤)でも高音質なものが発表されていたこともあり、注目はボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)のミックスがどんなもんか位で、後は手堅いかっちりした演奏で充分に楽しめると思う。当たり前だが音圧もあり、聴いていて気持ちいい。

    久しぶりに腰を据えて聴いてみると、当時非常に気に入らなかった「Bitch」や「Harlem Shuffle」の曲の終わり方がやっぱりひっかかる。「ドリフの全員集合」のバックバンドみたいな終わり方(笑)。これは当時も今も受け付けないなぁ。もう普通に聴けるかなと思ったがやっぱりダメ。

    それにこのツアー以降脱退してしまったビル・ワイマン(Bill Wyman)の演奏は他人には替え難いなぁという事が再確認出来る。何しろ普通の人のベースパターンと全然違って、フレットの上で勝手に遊んでいるみたい。だがそれが他で真似出来ないストーンズ独特の不思議なノリに繋がっているような気がする。たとえこんなビッグバンドでも。

    正直目新しさがないのでネットオンリーとはいえ他に興味深い音源はいくらでもあるだろうに、とみんな思っていると思うが、記念すべき初来日騒動が公式に発表されたのは凄い事じゃないだろうか。ブート天国の日本人ならではの悩み…。

    ネットでFLACを購入($9.00=約¥720)

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    The Filth And The Fury : A Sex Pistols Film (DVD)

    2012年07月13日 | DVD

    Pistols

    The Filth And The Fury : A Sex Pistols Film / Directed by Julian Temple

    2000年公開のジュリアン・テンプル(Julian Temple)監督作のセックスピストルズ(The Sex Pistols)のドキュメンタリー映画。ただ純粋にドキュメンタリー映像だけでなく、昔の映画(Richard Ⅲ)や監督自身が以前にピストルズをマネージャーのマルコム・マクラレンの視点から捉えたフィクション映画「グレート・ロックンロール・スウィンドル(The Great Rock'n' Roll Swindle)」のシーンも挿入されている。日本では「No Future ノーフューチャー」とう邦題がつけられた。The Filth(堕落)、The Fury(憤激)では分かりにくかったのかな。確かデイリーミラーの有名な記事なんだけど。

    白眉なのはやはり現在のメンバーにインタビューをしているところ。なぜか逆光映像で各人の表情は終始うかがい知ることが出来ない。この演出は特に効果的とも思えないが…。どちらにせよ前記の映画では徹底的に貶められていたメンバーが自分の言葉で語るのは何よりも重い。特に真新しいエピソードは見当たらないが、メンバー視点だとかくも印象が違うものか。いつだってあからさまに正直なジョニー(Johnny Rotten=John Lydon)の冷静な分析は面白い。

    シド(Sid Vicious)をどう扱うかによって映画の性格が変わってくると思うが、この映画ではバンドメンバーの一人として割と淡々と事実を述べているように見受けられる。親友だったジョニーの思わぬシーンもあり、いつもの彼とは違う雰囲気が意外。ここだけは表情が見えない事で想像力が掻き立てられる。

    挿入される過去の映画の場面が少々うざったいがシェイクスピアの本場イギリス人には特別な思いとか捉え方があるんだろうか?

  • Starring: Paul Cook,Steve Jones, John Lydon,Glen Matlock,Sid Vicious
  • Directer: Julian Temple
  • Format: Closed-captioned, Color, DVD-Video, Import
  • Language: English
  • Region: Free
  • Size: 1.85:1
  • Disc: 1
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    Joy Division (DVD)

    2012年07月12日 | DVD

    Joy_division

    Joy Division  / Directed by Grant Gee

    2007年公開の映画「Joy Division(ジョイ・ディヴィジョン)」のDVD。同時期に公開された伝記映画「Control(コントロール)」と違い、出てくるのはメンバーを始め、関係者、イアン(Ian Curtis)の当時の恋人など当事者ばかり。インタビューと当時の実際の映像でバンドと、命を絶ったイアンの歴史を振り返るドキュメンタリー形式となっている。

    現在のメンバー(New Order ニューオーダー)が振り返る過去と、イアンに対する複雑な感情が興味深い。当時当人達が充分に現実を咀嚼できていなかったようにもとれるし、なるべくしてなった結果というようなあきらめの境地も垣間見れる。特に今はニューオーダーのメンバーから外されてしまっているピーター・フック(Peter Hook)の怒りとも悲しみとも嘆きともとれるような表情が印象的。

    史実としては知っていたが、当時のベルギー人の恋人アニーク・オノレ(Annik Honoré)がインタビューに応じているのにビックリ。確かに魅力的な人だったろうことは現在の容姿と語り口を見てもわかる。ちなみに奥さんは発言が引用されているだけで出演していない。

    彼らが注目されることになったテレビ番組出演時の映像や貴重なライブ映像が見られるのはうれしい。イアンの異様なダンスと狂気に満ちたまなざし。こんなのテレビに出てたら凝視してしまうか、テレビを切ってしまうかのどちらかだろう。

    役者(イアンそっくり!)が演じている映画「Control(コントロール)」の方も良い出来なので興味のある方にはどちらもおすすめ。どちらを先に見るべきか? やっぱりこっちかな…。

    オークションにて購入

    • New Order, Peter Suville, Tony Wilson, Annik Honoré
    • Directer: Grant Gee
    • Format: Color, Dolby, DTS Stereo, Subtitled, Widescreen
    • Region: Region 2
    • Size: 1.78:1
    • Disc: 1
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    1969:Velvet Underground Live With Lou Reed Vol.1,Vol.2

    2012年07月11日 | クラシック・ロック

    Vu Vu2

    1969:Velvet Underground Live With Lou Reed Vol.1 (1974)

    1969:Velvet Underground Live With Lou Reed Vol.2 (1974)

    このライブアルバムはアナログ盤で持っていたのでCD化された時も特に買い直しはしなかったけれど、あとからアナログには未収録の曲が各CDそれぞれに1曲づつ追加されていると知った。たまたま中古店で2枚セットになっていたので久々に聴いてみた。最近はヴェルヴェッツの音源も昔と違って簡単に手に入りお腹一杯だけれど、やっぱりいい。

    ゆっくりとした語りで始まるライブは初期のエキセントリックでノイジーなイメージと違って静かに立ち上がる。「明日学校ある人いる?」なんてルー・リード(Lou Reed)が語りかけている。決して激烈に盛りあがる訳ではないのに聴いているうちにどんどんヒートアップしていき、そしてまた静寂に戻っていく不思議な感覚。静かに燃え上がる。もう解散間近とは思えない一体感。ルーの真骨頂はカッティング中心のサイドギターだと思うが、このアルバムでは余すところなく捉えられていてあらためて感動した。「What Goes On」なんて最高!

    彼らのフェイバリットアルバムは?と訊かれたらどれにするか相当迷うだろうけれど、これって言っておこう。そうすれば後悔はない。 …って誰にも訊かれないな、そんな事(笑)。

    中古店で購入(2枚で¥1,000)

  • CD (1988/6/20)
  • Disc: 1
  • Format: CD, Import, from UK, Live
  • Label: Island / Mercury
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    The Best Seventies Album In The World ...Ever! / Various Artists

    2012年07月10日 | ソウル・ファンク・R&B

    Best_70s

    The Best Seventies Album In The World ...Ever! / Various Artists (1997)

    レーベルを越えていろんな音楽テーマごとに2枚組のコンピレーションを作り出している「The Best Album In The World...Ever!」シリーズ。じっくり探せばほとんどの場合安価で手に入るし、英ヴァージン(Virgin UK)が製作しているので音も安心。選曲も国内編集盤では入らないような意外なものが入っていたりして楽しい。もう何種類集めただろう。ざっと数えただけでもCDの棚の中に20種類位あった。

    今回購入した物のテーマは70年代。60年代物は結構売れたのかパート4まで出ていた。70年代になるとファンク・ディスコ系やニューウェーブ系のヒットが入るようになってくる。少々甘ったるい曲も多いが実際そんな音楽が流行ってたはず。

    もちろん「今までの中で世界で一番の…」と謳っていても「この選曲で70年代のベスト?」なんて無粋な事をいってはいけません。こういったコンピで面白いのは自分の知らないアーティストの曲に聴き覚えがあったり、あらためて聴いてみると面白いなんていう曲を発見できる事。今回は「See My Baby Jive - Wizzard」、「Mr. Blue Sky - Electric Light Orchestra」、「Rock 'n' Roll - Gary Glitter」なんてところが普段全然聴かない音楽なので新鮮だった。暇な時にダラダラ聴き流すには最高。

    オークションで購入(¥818)

  • CD (1997/11/7)
  • Disc: 2
  • Format: Import, from UK
  • Label: Virgin
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    Royal Albert Hall: London May 2-3-5-6 2005 / Cream

    2012年07月09日 | クラシック・ロック

    Royal_albert_hall_london

    Royal Albert Hall: London May 2-3-5-6 2005 / Cream (2005)

    え、クリームまでも再結成?と驚いた2005年の作品。エリック(Eric Clapton)は2000年代に入ってから特に自分のキャリアを総括するような活動が多かったので予想出来なかった事ではないんですが、ジンジャー(Ginger Baker)やジャック(Jack Bruce)との関係や、体調を含めた彼らの現況を考えると難しいかな、と誰もが思っていたのでは。実際ツアーなどは行わず、単発のライブで終わり、それ以上の何かに発展することはなかったので色々大人の事情もあったのかもしれない。

    だがこのライブはなかなかの作品だ。昔のような競い合うようなソロの応酬がある訳でもなく、淡々とクリームの名曲が繰り広げられるが、決してノスタルジックなだけでなく、現役当時ライブでは演奏しなかった(と思われる)曲も演奏しているし、演奏それ自体も充分に聴き手を楽しませてくれる。現役感からいったらどうしてもエリックの比重が大きくなるのはしかたないだろう。でも後の二人も病気だ、窮乏だと言われていたのが信じられない位充実した演奏を見せる。ただ自分はDVDは全くの未見なのでひょっとすると映像ではそういった所が感じられてしまうのかもしれない。

    今聴いても3ピースバンドでここまでの濃度の感じられるバンドはそうザラにいない。各自の現在の演奏内容がどうとか、声がどうとか色々言う奴はいるだろうが、かつての盟友が次々にこの世を去っていく中、この3人がこの時期に集まって演奏出来、しかも充実したライブアルバムを残すことが出来たのは奇跡に近いことだろう。

    amazonにて購入(¥991)

  • CD (2005/10/4)
  • Disc: 2
  • Format: CD, Import, from US
  • Label: Reprise / Wea
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    Le Putit Verdot(プチヴェルドー) @愛知県犬山市

    2012年07月08日 | 愛知県(尾張)

    今まで何度も訪問した事のある犬山の人気ビストロ「Le Petit Verdot (プチヴェルドー)」。いつも予約で一杯だけれど2人くらいだったら飛び込みで当日予約が取れることもある。今回もカウンターならという条件で夜に訪問。

    いわゆる純粋なイタリアンとも違うし、フレンチとも違う。今日は二人での取り分けが出来るディナーのコース。千円台、二千円台、三千円台が用意されていて、今晩は1人¥2,310のコースと飲み物を注文。

    小さな店なのでたぶん10組位入ると満員。明るくてきぱきとした接客で評判も高い。娘は男性店員が全員イケメンだと驚いていた(笑)。店の佇まいは落ち着いているけれど、ビストロなのでかしこまった雰囲気ではなく、この日は多人数の女性グループがおり店内はにぎやかというかちょっとうるさいくらい。

    前菜2種(テリーヌとキッシュ)、パスタ、サラダ、メイン(肉か魚)、これにパンとデザート、食後の飲み物がつく。それぞれしっかりと旨い。前菜も熱いものは熱いまま出てきて(←これ肝心。でも前菜の場合、出来ていない店も多い。)、おかわり可のパンもしっかり温め直されて出てくる。基本シンプルな味付けでやり過ぎ感がないのがうれしい。とは言ってもシンプルな調理ほどアラも見えやすいもの。料理は今回も充分満足出来たし、値打ちだと思う。

    ただいつも思うが自分にとっては皿出しのタイミングがちょっと遅い。自分も同行者も熱いものは熱いうちにすぐ食べる主義なので他の人より食べるスピードが速いのかもしれない。それともおしゃべりを楽しむ女性に合わせると遅めになるのかな。事実自分たちのそばの席の女性はおしゃべりに夢中でなかなか皿が空いていなかったし。客によってこの辺りのタイミングを変えられるとさらに居心地が良くなるだろうと思う。

    この後の記事はこちら

    Le Putit Verdot(プチ・ヴェルドー)

    愛知県犬山市犬山中道43-1 キャッスルハイツ1F

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