ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

エンペラー @愛知県春日井市

2021年05月27日 | 愛知県(尾張)

愛知県春日井市のたこ焼き屋「和ちゃん」に行った際、ブックマークしていたケーキ屋が近くだと知ってついでに寄ってみた。店の名前は「エンペラー」。創業は昭和52年(1977)だそう。こちらをブックマークしたのは最近時々購入している”たぬきケーキ”がある店だから。全国各地に点在するたぬきケーキだが、やはり古くからの店にあることがほとんど。店舗は幹線道路沿いに建つ大きな建物。横の駐車場に車を停め、店内に。早速たぬきケーキを探すと、あったあった。こちらでは「ポンタちゃん」と呼ばれているようだ(「ポン太ちゃん」と表記のぶれ有)。ガラスショーケースを見渡すと、見慣れた生菓子も目に入った。以前、色々食べ歩いたことがある”ピレーネ”だ。こちらでは「ファンシー」と呼ばれている。そうか、これもあったか。嬉しいナ。このブログでは何度も登場したこのケーキの説明はこちら↓。

愛知県を中心に何故かこの地方だけで昔から愛される生ケーキがある。「パリジャン」「ピレーネ」「ファンシー」「アントルメ」「マロン」「ポワロン」等、様々な名称で呼ばれているが、元を辿ると同じ菓子職人に行き着くのだとか(※)。※かつて一宮にあった「ボンボヌール」の工場長が開発したケーキで、独立して蟹江町「パリジャン」を開店し、現在東海地方他に散らばる弟子筋等の店で様々な商品名で受け継がれているとの事です。

妻の分と2つづつ購入して家に持ち帰った。「ポンタちゃん」は円筒形と言ったらいいのか、ちょっと背が高いタイプ。頭の部分がバタークリームで作られていて、胴体部分がスポンジ・ケーキ。チョコレートでくるまれ目鼻口が装飾されている。バタークリームっぽさは控えめ。「ファンシー」は四角く平べったいスポンジ・ケーキの四隅が折られた例の形。このケーキで味わいが大きく違うことはあまりなく(あるいは自分が違いに気付かず)、どこのを食べてもふわふわのスポンジと中の生クリームはあくまでも軽く。ひょいっと口の中に入ってしまう。どちらもおいしくいただいた。こちらは他にもクラシック(=昭和の意)なケーキが目に付いたので、また寄ってみよう。(勘定は¥1,000程)

 

 

パティスリー エンペラー

愛知県春日井市柏井町6-110-1

 

( 春日井 かすがい エンペラー 洋菓子 ケーキ EMPEROR たぬきケーキ ピレーネ パリジャン バタークリーム )

コメント
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