昨日、映画「燃ゆるとき」を見てきました。
■原 作: 高杉 良
「ザ エクセレント カンパニー/新・燃ゆるとき」
「燃ゆるとき」(角川文庫刊)
■脚 本: 鈴木 智
■監 督: 細野 辰興
■出 演: 中井貴一 鹿賀丈史 大塚寧々
津川雅彦 伊武雅刀 長谷川初範 中村育二
■主題歌: 小田和正「そして今も」(BMG JAPAN)
舞台はアメリカ西海岸にある日系食品会社の社員が、工場再生に立ち向かう姿を描いた作品で、テーマは「国と国の意識・価値観の違いをいかに乗り越えるか」という点だと思います。
「人と人がいかに、分かり合えるか」、これは誰もが身近な問題として遭遇する課題ですが、目的や誠意だけでは解決できない難問だと思います。
その状況下で「悩みながら自己のベストを尽くしてしていく」ということでしょうか。
それにしても日曜夕方の観客数が1~2割の入りでは淋しいですね。
今どきこの種の作品は敬遠されるということでしょうか。
観客の年齢は50~60代がほとんでしたが、本当は主人公(中井貴一)の年代以下の人に見てほしい作品ですね。