天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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NHK杯囲碁トーメント(4月9日)

2006-04-14 15:30:09 | プロ棋戦

NHK杯の放送は録画しておき、後でゆっくり見るようにしています。
今回の放送(石田芳夫九段 VS 中野泰宏九段)、石田九段が不利の形勢で最後の小ヨセの局面で事件が起きました。

中野九段が自らアタリの場所に石を置いたのです。一瞬、周囲は固まった状態となり、石田九段が申し訳なさそうに相手の石を取り上げゲームセットとなりました。
石田九段も後味が悪い思いをしたことでしょう。中野九段(関西棋院)は頭を抱えていましたが、こういう事ってあるんですね。

私もネットの碁でこういうケース(相手が自滅の手)に遭遇したことがあります。一瞬、取っていいのか迷いますがネットだと確認もできないのでそのまま取り上げます。

ネットではなく実際に相手を前にした対局でしたら、「取りますよ」といって相手の対応を待つでしょう。逆の立場だったらどうでしょうか。できれば潔く「取ってください」といいたいものです。

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