第70期本因坊リーグ最終戦一斉対局が4月2日に行われ、張栩九段を破った山下敬吾九段が6勝1敗で、挑戦者に名乗りを上げた。
3連敗後に3連勝しながらあと一歩届かなかった、あの棋聖戦からまだ2週。こんどは舞台を本因坊戦に移し、ふたたび「打倒・井山裕太」に挑む。
(日本棋院HPより抜粋)
「山下挑戦、打倒井山 次こそは」
(週刊碁より)
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棋聖戦では大魚を逃した山下九段、本因坊戦七番勝負でも挑戦者になりました。
山下九段の今年の成績は12勝4敗で勝ち星ランクの2位。4敗はすべて棋聖戦七番勝負でのもの。つまり井山棋聖以外は誰にも負けていないということです。好調ということになりますか・・・
最終戦一斉対局の結果、残留は伊田篤史・八段、張栩・九段、河野臨・九段。
陥落は高尾紳路・天元、三村智保・九段、柳時熏・九段、余正麒・七段。余七段は4勝3敗と勝ち越しながらの陥落、キビシイ・・・
今期本因坊戦は70期となりますが第1期は1941年(昭和16年)、歴史を感じさせますね。
山下九段は4年前、本因坊位二連覇したとき「本因坊・道吾」という号を名乗りました。
井山さんは三連覇中ですがどうでしょう。まだ若いから・・・
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1年前の記事(2014-04-07)
→ 「プロ棋士ペア碁選手権2014/矢代・井山ペアが優勝」