井山裕太本因坊に山下敬吾九段が挑戦する第70期本因坊戦挑戦手合七番勝負の第1局が5月13日、14日に静岡県静岡市の「浮月楼」で行われた。結果は白番の井山が中押し勝ちをおさめシリーズ先勝となった。 第2局は5月25日(月)、26日(火)に沖縄県那覇市「識名園」で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山好発進、ギリギリの踏み込み」「山下、攻め合いに誤算!?」
(週刊碁見出しより)
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棋聖戦につぐ「井山VS山下」の激突、初戦は井山本因坊が山下九段の攻めをシノぎ、幸先良いスタートを切りました。
敗れた山下九段、怒涛の攻めにほころびが出たようです。
先の棋聖戦では井山棋聖が3連勝後に3連敗、最終局で辛くも勝っての防衛戦でした。
今回の本因坊戦、若さの井山さんに分があるようですがどうでしょう・・・。
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今回の対局地は静岡県静岡市の「浮月楼(ふげつろう)」。15代将軍・徳川慶喜の屋敷跡とのこと。
静岡市は「徳川家康公顕彰400年記念事業」の一環として本対局が企画されたようです。
徳川家康ゆかりの地はいろいろありますが、駿府城のある静岡市も有名ですね。
私の郷里・愛知県岡崎市は家康誕生の地として知られていますが、幼少期に人質として出された以降、岡崎城に居を構えた時期は短かったようです。
市内の中心地・康生町(こうせいちょう)は、家康が生まれた地として命名されました。
当地に住んでいるころは「徳川家康」といってもそれほど意識していませんでしたが、離れてみると存在感の大きさを再認識しますね。
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