今週の「週刊碁」、アルファ碁がトップから4ページの特集で、「謝依旻女流名人戦9連覇」の記事を最終面に追いやっています。
「衝撃のAI」 「セドルを圧倒、碁界を騒然」 「突然のブレイクスルー」 「予想より10年早い」 「全世界が注目」 「新しい発想を提示」 「棋士も驚愕の実力」 「歴史に残る名勝負」・・・
と記事の見出しも過熱気味・・・。
囲碁関係者は「世界的なニュースで囲碁に関心を持つ人が増え、囲碁界にとって好機・・・」という内容のコメントが多いようでした。
「アルファ碁コメントいろいろ」のページでは井山六冠をはじめ国内外9名の棋士が寄稿しています。
レベルの高さを評価する内容が多かった中で趙治勲さんは「李セドルに腹が立つ、あの打ち方は酷い・・・」と厳しい内容でした。
「アルファ碁」が李セドル九段を破って10日ほどになりますが、今後の展開はどうでしょう。
チェスや将棋がコンピュータに敗れたとき、マスコミは大きく取り上げましたが一過性の印象で、競技人口もそれほど変化はなかったように思います。
囲碁も同じ状況は避けたいのですが、ムズなところで・・・。
◇ ◇