第74期本因坊戦七番勝負第4局が6月13、14日に静岡県沼津市で行われた。 結果は井山本因坊が河野臨九段に黒番中押し勝ちし、シリーズ対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。 第5局は6月18、19日に長野県松本市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「文裕追撃、終始主導権は文裕」 「河野連敗、チャンス掴めず」
(週刊碁見出しより)
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2-2のタイに戻した井山本因坊、本局は序盤から優勢を築き完勝とのことでした。
敗れた河野九段、連敗から巻き返せるか・・・。
2連敗スタートで防衛に黄色信号の井山さんでしたが、踏ん張って土俵中央に押し戻しました。
ここから3番勝負、碁界の勢力図は変わるか・・・。
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今回の対局地は静岡県沼津市の「旧沼津御用邸」。大正天皇の静養所として建設され、現在は記念公園になっているそうです。
沼津市は本因坊丈和ゆかり地といわれています。
「丈和の生地は明らかでなく、信濃、武蔵国、伊豆、江戸などの説があるが、伊豆説が有力」
(ウィキペディアより)
ということで沼津は「丈和ゆかりの地」のようです。
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