◆書籍紹介
・書籍名:「徳川家康 弱者の戦略」
・新書レーベル:文春新書
・著 者:磯田 道史
・発行年月:2023年2月
◆内容紹介
徳川幕府が二百六十年隠してきた真実を暴く! 信長、信玄、そして秀吉。圧倒的な強者を相手にしてきた家康はつねに「弱者」だった。それがなぜ天下人となったのか? そこには弱者だから取り得た戦略、ライバルからの旺盛な「学び」があった。第一人者が家康の実像に迫る。
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大河ドラマ「どうする家康」の影響か、書店では家康関連の雑誌、書籍が並んでいます。
青森旅行中のお供に購入してみました。
現在、大河ドラマの家康は、「三方ヶ原の戦い」で武田軍に敗れ、再起を期している状況です。
これまで司馬遼太郎はじめ、歴史小説による知識吸収が多かったのですが、歴史学者の説と異なることも多々あります。
本書の著者、磯田さんは歴史学者の観点から家康像を捉えており、英雄というイメージは薄く「悩み」の部分が多いようです。
ドラマ「どうする家康」と路線は近い感じですね。
家康は多くの戦国強者を反面教師として、トップに昇りつめたと言えます。
「反面教師」、行動の定石として心掛けたいですね。
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