第70回NHK杯テレビ囲碁トーナメントの決勝が3月19日に放送され、関航太郎天元(21)が一力遼NHK杯(25)を破り、初の栄冠を手にした。
本局は関が序盤のコウ争いで築いたリードを保ったまま終盤へ。しかし粘り強く打ち進めていた一力にも、チャンスが訪れる。最終盤でAIの評価値が二転三転するドラマチックな一戦だった。
(日本棋院HPより抜粋)
「関 初優勝、燃える男難戦制す」 「一力、チャンス逃す」
(週刊碁見出しより)
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NHK杯初優勝の関天元、大一番でここ一番の強さを見せてくれました。
敗れた一力棋聖、惜しくも3連覇を逃しました。
稀に見る大激戦で最終盤のAI評価値も乱高下、半目勝負は指運か・・・。
大乱戦を制した関・新NHK杯選手権者、若手の中で独特のタイプに見えます。
本局では椅子の上に胡坐(あぐら)をかいての対局、図太い神経の持ち主でしょうか。
まだまだ未完の大器、今後の活躍・動向に注目ですね。
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