故郷の大先輩に挑戦、誕生!能美島の後継者
仲邑菫新初段とのデビュー戦に勝利したことで一躍、時の人となった大森らん初段。 彼女が新初段記念対局の相手として希望したのが、大ベテランの三王裕孝九段だった。
その背景には瀬戸内の海を脈々と流れ続けてきた「碁打ちの系譜とドラマ」がある。
(週刊碁より抜粋)
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「週刊碁(5/20号)」掲載の新初段シリーズ第7戦は「三王裕孝九段(78) vs 大森らん初段(16)」。
新初段の相手としては意外な感じがしますが、二人は瀬戸内の能美島(広島県江田島市)出身とのことです。
三王九段は大森さんがプロ採用になったと聞き、ファンレターを送ったそうです。
同じ故郷であれば、三王九段の嬉しい気持ちも分かりますね。
対局(黒定先)は三王九段が白8目勝ち、前半は黒ペースだっただけに惜しまれる・・・。
終局後、三王九段は
「後進を育てることが棋士の使命です。幸いにもこうして後継者を得ることができ、 私もやっと師匠の瀬越先生に恩返しができるとホッとしています。今日は棋士人生で最良の一日でした」
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