第67期本因坊戦七番勝負第7局が7月18日、19日に静岡県伊豆市で行われた。結果は井山裕太天元が山下本因坊に白番7目半勝ちをおさめ、シリーズ成績4勝3敗でタイトル奪取となった。
井山は初の本因坊就位。天元、十段とあわせて3冠となった。道吾の本因坊3連覇は成らなかった。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山奪取、パワーバトルで山下を粉砕」 「山下 攻めを予定変更」
(週刊碁見出しより)
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井山新本因坊、激闘の七番勝負を根性で奪取したシリーズでした。碁聖戦でもタイトルにあと一つと迫り、「井山新時代」の幕開けでしょうか。
三連覇を逃した山下名人。内容的には押し気味でしたが、勝負は井山新本因坊にに傾いたようです。
それにしても、まれにみる激戦でしたね。七番勝負にもつれ込み、囲碁ファンにとってこの上ない展開でした。
個人的には山下を応援していました。山下には「昭和のスタイル」が残っているからでしょうか。
井山の場合は「平成の碁」という感じで、背景に中韓の影響があるような気がします。
日本伝統の棋道は、マインド・スポーツに押し流されていくのでしょうか・・・?
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今回の対局地は静岡県伊豆市の吉奈温泉「東府や」。昨年も本シリーズの最終局が行われ、「名勝負の宿」になるかも・・・。
伊豆のご当地ソングで有名なのは、石川さゆりが唄う「天城越え」。
情熱的な歌詞と劇的なメロディー、艶っぽい歌声で大ヒット、カラオケでも人気の定番だそうです。
「天城越え」
・・・ 途中略 ・・・
♪ 何があっても もういいの~
くらくら燃える 火をくぐり~
あなたと越えたい 天城越え~♪
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