天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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アタリに突っ込むプロもいる

2014-06-06 23:07:54 | テレビ番組

先週のNHK-Eテレ「囲碁フォーカス」、特集は「盤上の事件簿」ということでプロ棋士のポカ・珍事件を紹介していました。面白かったですね。

最初に紹介されたのは昨年の名人戦7番勝負第3局、山下挑戦者がアマでも分かるような見損じをして好局を落とした一局。
でも、これはそれほど大きな事件というほどでもないような・・・

2番目はNHK杯での時間切れ負け。「藤沢秀行-趙治勲」戦で秀行さんが秒読み30秒で時間切れ負け、同じ年に今度は治勲さんが時間切れ負け。
時計係はいずれも小林泉美・六段で「泉美さんは時間切れに容赦をしない」という評判が立ったそうです。当事者より泉美さんのコメントが面白かったですね。

最後は50年に一度という珍事件、NHK杯「石田芳夫-中野泰宏」戦で中野さんが自らアタリの場所に打った一局です。
後に、囲碁格言カルタで「アタリに突っ込むプロもいる」という格言(?)も出てきました。
これはテレビ棋戦ですから、見ていた人も沢山いたことでしょう。これで中野さんは一躍、有名になりました。
事件の当事者、解説者、記録係などのコメントも愉快でしたね。

昨今、暗い事件が多いのですが「盤上の事件簿」なら笑い話で済みます・・・

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