第4回おかげ杯囲碁トーナメントが5月15、16日に三重県伊勢市のおかげ横丁で行われた。決勝は安斎伸彰六段と一力遼三段の対戦となり、結果は一力三段が黒番中押し勝ちをおさめ優勝となった。一力遼三段は初優勝。大会3連覇を狙った安斎六段は準優勝だった。
(日本棋院HPより抜粋)
「一力初V、15歳の大器 同門対決制す」 「安斎、強硬策が裏目に」
(週刊碁見出しより)
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新進気鋭の一力三段が序盤でリードを奪い、中盤以降も緩むことなく打ち進めて初優勝を飾りました。
第2回、3回連覇の安斎六段。序盤に誤算があり苦しくし、その後の勝負手も不発のようでしたね。
一力三段はまだ15歳の伸び盛り、井山五冠に続く日本のエースになることでしょう。
「囲碁ナショナルチーム」のメンバーにも選ばれており、世界戦での活躍が期待されますね。
今回の決勝は同門(宋光復門下)対決となりました。
同門といっても昔ほど上下関係は厳しくはないでしょうね。それでも後輩に追い越されるのは穏やかではないと思います。
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本棋戦の対局地は三重県伊勢市。三重県は中部地方にも近畿地方にも属しています。
テレビの気象予報などは東海三県(愛知、岐阜、三重)で放送されます。経済・交通・観光など共有する部分が多いからでしょうね。
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