日本棋院ネット対局「幽玄の間」を舞台とした第7回大和証券杯ネット囲碁オープンは3月24日に決勝戦「井山裕太天元 VS 25世本因坊治勲」の対局が東京で行われた。結果は井山天元が黒番中押し勝ちして優勝を決めた。井山は大会2連覇。治勲の初優勝はならなかった。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山V2、シノギの治勲をKO!」 「治勲 痛恨の打ち忘れ」
(週刊碁見出しより)
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ネット囲碁王者2連覇を果たした井山さん、ネット碁でも快進撃です。
先週の本因坊リーグ最終ラウンドでは、羽根碁聖を破り挑戦者に名乗りをあげました。
明後日(4/5)は張棋聖との十段戦第3局。2連勝で防衛に王手をかけていますが、結果はいかに・・・。
NEC杯決勝(3/17)では高尾九段に苦杯をなめ準優勝、続く本局も準優勝とあと一歩が遠い治勲さんです。
隆盛を誇った木谷門下でタイトル争いに絡んでいるのは治勲さんと小林覚九段でしょうか。
ただ両者ともマスターズカップ出場の熟年メンバー、「四天王+井山」には苦しいでしょう。
あとは本局で解説をした孫弟子となる河野臨九段(小林光一門下)、木谷一門強者の伝統を受け継いでほしいですね。
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