ファンからの出資により棋戦を行う初めての試み、クラウドファンディング13路盤選抜プロトーナメント戦が8月31日(日)に東京・市ヶ谷の日本棋院で行われた。
候補棋士20名の中から出資者の投票により出場者が決まる仕組みで、トーナメントに出場したのは、高尾紳路十段、25世本因坊治勲、24世本因坊秀芳、山下敬吾九段、張栩九段、王銘エン九段、三村智保九段、蘇耀国八段の8名。
決勝に勝ち上がったのは、高尾十段と本因坊秀芳の二人で、結果は白番の本因坊秀芳が中押し勝ちをおさめ優勝した。 3位は王、4位は張栩だった。
(日本棋院HPより抜粋)
「秀芳全開、高尾破り13路王者に」 「丁々発止 奥深き13路の世界」
(週刊碁見出しより)
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石田九段(24世本因坊秀芳、66)の優勝ですか、やや意外な感じですね。
「後輩の皆さんが先輩を立ててくれた・・・」、コンピュータ・石田は健在?
準優勝の高尾十段(37)は「秀芳先生は鍛え方が違う」とのコメント、どう違うのか・・・
13路盤プロトーナメント戦は初めての試みですが、出場したプロは13路盤の良さを認識したようです。
こども囲碁教室では9路盤からスタートし、13路盤、19路盤とステップアップしていきます。19路盤に移行するのは20級前後が多いようですが、15級くらいまで引っ張ってもいいかも・・・
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本棋戦の名称は「クラウドファンディング13路盤選抜プロトーナメント戦」となっています。
オジサンには何のことやら・・・
「クラウドファンディング」とは(以下、Wikipediaより)
クラウドファンディング(英語:crowd funding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。
特定のスポンサーではなく、不特定多数の人が資金を提供するということでしょうか。
囲碁ファンとしては、もっと分かりやすい棋戦名にしてほしいですね・・・