天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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在位2ケ月の本因坊・秀甫/風鈴会

2015-05-11 20:30:00 | 風鈴会

昨日(5/10)は「風鈴会」に参加しました。
講座の内容は「歴史探訪第三弾/在位2ケ月の本因坊・秀甫」ということで、「秀甫」の生きざま、当時の碁界相関図などの解説がありました。
幕末から明治にかけて悲運の人生を送った秀甫ですが、実力、人望に優れ、政財界とのパイプ役として碁界発展に影響力があったようです。
囲碁界の歴史も、当時の世情と照らし合わせて見ると面白いですね。

棋譜解説は秀栄・秀甫和解の十番碁第十局(秀甫・絶局)。
ザル碁党には到底理解できませんが、当時の熱気、兄弟弟子としての情感が伝わってくるようです。

    ◇   ◇

講座後の実戦対局は2連敗で降段です。
「多分大丈夫だろう」という感覚が、どこか抜け落ちて・・・。

棋力アップに向け囲碁雑誌、解説本などを仕入れていますが、ムダな投資になっているようです。
中高年向けに特化した棋力アップ指南書があったら売れるかな・・・。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-05-11):こども囲碁教室/バーベキュー

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囲碁格言/厚味を囲うな

2015-05-09 20:30:00 | 囲碁

囲碁格言に「厚味を囲うな」というのがあります。

月刊・囲碁未来6月号の「みらいワークショップ」というコーナーで下島八段が、「色んな格言があるけど、それが全て正しいとは限らない」と書いています。

「例えば、『厚味囲うな』あれは嘘! 正しくは『厚味デカけりゃ囲ってしまえ!』だよ。説明は不要! デカいなら囲えばいいじゃん」

ナルホド、常識にとらわれない下島さんらしい柔軟な発想ですね。
子ども囲碁教室ではこちらの方が説得性があるかも・・・。

   ◇   ◇

厚味については「厚味に近寄るな」という格言もあります。
これも程度問題で、加減がムズなところで・・・。

世の中、何事も例外があり、鵜呑みにするのは危険ということでしょうか。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-05-09):こども囲碁入門教室(玉村町)に向けて

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打つ手が決まるまで碁石を持たない

2015-05-07 20:30:00 | こども囲碁

子ども囲碁教室でよく注意するのは「打つ手が決まるまで碁石を持たない」ということです。
これは考えるクセをつける意味で大切なことだと思いますが、大半の生徒は速射砲の勢いで打っています。
どうすれば直せるか、ムズなところで・・・

大人の場合はどうでしょう。残念ながら??です。
対局は美しく打ちたいものですね。

   ◇   ◇

ネット碁の場合はどうか?
私の場合、ほとんどマウスを握りしめて対戦しています。
「打つ手が決まるまで碁石を持たない」という趣旨からすれば、マウスは一手毎に離すのがマナー・・・

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-05-07):群馬県の院生は4名に

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G・W/2015

2015-05-05 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

G・W(ゴールデン・ウィーク)も終盤となり、Uターンラッシュのニュースが流れています。
毎年のことながらお疲れさまです。今年は暑かったですね。

サラリーマン卒業後はG・Wもそれほど意識しなくなりました。
それでも今年は孫娘のサポーターで、近場の「伊香保グリーン牧場」に行ってきました。
子ども連れの観光客がほとんどですが、ひと昔前に比べるとジジババの同伴ファミリーが多くなったように思います。

いろいろな体験イベントがあるのですが、どれも混雑で苦渋の待ち時間にマイッタ・・・
昼食はグリーン牧場近くの「水沢うどん」の店へ。ここも苦渋の待ち時間にマイッタ・・・

暑さと待ち時間で疲労困憊の一日でしたが、G・Wの縮図が見られたことが収穫か・・・



    ◇   ◇

1年前の記事(2014-05-05):ネット囲碁、好不調の波

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打ちたい手を打つ/井山四冠の胸中(週刊碁より)

2015-05-03 20:30:00 | 囲碁

今週の「週刊碁(5/11号)」トップページは井山インタビュー。

四冠の胸中「厳しい戦いの連続」、井山裕太の囲碁観「テーマは『決断よく』」
   (週刊碁見出しより)

   ◇   ◇

今週号はタイトル戦もなく、トップページは井山さんのインタビュー記事でした。
棋聖戦3連覇を果たした井山さん、いつも出てくるセリフは「打ちたい手を打つ」ですね。

小生・ザル碁党の場合、「打ちたい手を打つ」とどうも結果は・・・
世の中、自分の好きなように生きたいものですが、思い通りにはいきませんね。
せめて囲碁の世界では結果を恐れず、「打ちたい手を打つ」といきたいものです。ただ黒星が続くと・・・

   ◇   ◇

「週刊碁」最終面は大竹名誉碁聖、春の叙勲。

「大竹名誉碁聖に旭日中綬章、美学の誉」「碁界全体に頂いた」
   (週刊碁見出しより)

叙勲のランクについてはよく分かりませんが、功績が認められたということでしょうね。

インタビューの中で
「碁は今、世界に広がって来ている。日本棋院にお世話になった身としては、世界チャンピオンを育て、さらに『棋士は人格者でなければならない』という世界にしていきたい。そういう気持ちだけでも伝えていきたい」
とのこと。ナルホド・・・



    ◇   ◇

1年前の記事(2014-05-03):NHK朝ドラ/花子とアン

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お年寄りから元気をもらう

2015-05-01 20:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

テレビの旅番組などで「お年寄りから元気をもらう」というフレーズをよく聞きます。
概ね80歳以上の方が元気に働いている場面が多いですね。

ただ団塊世代から見ると、自分も「あの年代まで頑張れるだろうか・・・」という気分です。
「お年寄りから元気をもらう」のは若い方のようですね。

子どもの囲碁大会でも80歳を超えた方がスタッフとして頑張っています。
子どもから元気をもらっているのでしょうか・・・

逆のケースで「お年寄りの介護で大変だ・・・」という社会問題もあります。
できることなら「元気を与えるお年寄り」になりたいものです。

    ◇   ◇

1年前の記事(2014-05-01):勝ち星ランキング(2014/1月~4月/25)

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