親父の81の誕生日。
いつも愉快で明るい親父が、幸いにも元気に今日の日を迎えることができてうれしい。
よく思うことに、親父とお袋は戦前生まれで、先の大戦の空襲、敗戦を経験しているということ。そして私は終戦後わずか18年しかたっていないところで生まれたということだ。
昭和ははるか遠くのこととなったが、平成も早くも28年。もう立派な一時代となった。ポツダム体制がいまだに解消されないでいるので、戦後は解消されていないが、戦争を覚えている人は確実に減っているので、その記憶は早晩消え去り、そのうち都合のいいことばかりがそれぞれの人、国の中に残ることになるだろう。
戦争のように、国家レベルで理不尽なことが行われると、個々人はどうしようもない。そういうことを少なくとも覚えてくれている人にはできるだけ長生きして、次世代にそのことを伝えて欲しい。長生きは貴重だし、なんだかんだ言ってもめでたい。
超高齢化社会をもっと生かそう