この間出版した本のことも落ち着いた、というか、Facebookでも騒がれることもなくなったのでそうなんだろうと感じている。今はAmazonの売れ行きランキングのようなものもあって、自分の出した本がどこに位置づけられていて、どんな状態なのかがわかって、面白い。新品の在庫がないと、倍の値段で中古で売っていた。こんなところにも市場原理が動くものとは驚いた。
学術書なので、もともとベストセラーを狙ってはいるわけではないけれど、お世話になった編集者、出版社の方達にご迷惑にならないぐらいは売れて欲しい。
発売されたすぐ後は乱丁落丁誤字脱字があったらどうしよう、とおっかなかったが、たまたま本を買ってくれた病理医がいて、サインがてら標本を見て欲しいということがあったので、本を開きながら解説したら、問題はなかった。それなりによく書けていそうなので、そろそろ勇気を出して読もうと思う。
論文よりもある意味怖い