笑顔は最高だ。何が良いかといえば身体に良い、自分にとって良いことがあると、周りの人も安心していられる。笑顔は伝染する。
笑うと、ナチュラルキラー細胞が活性化して免疫力がアップする。だから、病気にかかりにくくなる。少々の感染症には負けないし、癌と戦う助けにもなる。
私はここのところ笑顔を忘れていたのかもしれない。そして病気になった。
私は、もともと明るい方、というか何も考えていない馬鹿だったので、若い頃はよくゲラゲラ笑っていた。くだらないことでもよく笑ってたが、年をとるにつれ笑顔が減った。”うつ”なんて知らなかったのに、社会で生きていると辛く思うことが少なくない。仕事はもちろん、職場の人間関係、交友関係でも色々悩むことが増えてその都度笑顔が削がれていった。
人生が大きなトンネルの中にある、という着想を得たのは8月23日(”人生”という大きくて長いトンネルの中で(1))。この考え方自体が悪いのはない。でも、そう考えていた頃、私は笑顔を忘れていなかったか?周りの人に不機嫌を伝染させていなかったか?少々不安になる。覆水盆に返らず、時間は取り戻せないから仕方がないけど、なんだか笑ってしまう。
笑顔はそれがたとえ無理に作ったものであっても、いいものだという。脳は、それが本当の笑顔なんだか、作り笑いなんだかなんてことまでは区別できないらしい。だから、辛いことがあったらその都度、その倍(のつもりで)笑顔を作ったらいい。
筋肉をジムで鍛えるのも良いけど、笑顔で免疫力を鍛えるのも良い。
スマイル