クレートをどかし、クッションを直置きにするようにしたらそちらの方が気に入ったらしく、ナイトはもう使わなくなった子供用ハイチェアの背中に頭を突っ込んで寝ている。朝、私が起きてきてもクッションからなかなか離れようとしない。出かける段になって声をかけると慌てて起き上がり、一緒に出かける。
妻の学生時代の友人がナイトのお見舞いに来てくれた。彼女はナイトとは大の仲良しのシベリアンハスキーを飼っている。ただ、ハスキーには日本の気候は辛いようで、やっと最近元気が出てきたらしい。
ナイトへのお見舞いにと持ってきてくれたのが、ジャンボソーセージ風ドッグフード(Butch)。なんとも豪華な風情で、ナイトも自分のものだとわかって少し興奮している。
私が帰るのを待っていてくれた妻が一食分切り分けてナイトに食べさせてやったら、ムシャムシャとあっという間に平らげてしまった。今日1日あまり元気がなかったらしいけど、一気に復活したみたいだ。
この前から少し舌の赤みが戻ってきた。抗がん剤の副作用の一つである貧血が改善してきたように見える。
あと何日生きてくれるかわからないけど、こういう時はとても元気になるので、たまにはこんな贅沢も悪くはないのかと思う。
ドライフードと半々ぐらい