こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ともに生きる・・・書き留めておきたい3つの言葉(1)

2019年12月04日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
昨日の研修会での講義の一つに、医療についての話があって、その中に、忘れないように書き留めておきたい言葉があった。こういうことをしてしまうのは、私が付和雷同な人間だから、すぐに影響されて飛びついてしまうからなのかもしれないが、講師の先生も先人から学んだことを私たちに伝えてくれたのだとしたら、むしろその言葉を忘れず、私なりに考えていくことが私の使命ということになる。話の中から私が感銘を受けた言葉を3つ選んだ。
今日は、その1つめ。

”ともに生きる”
ハンドアウトには、
・お互いの生命を大切にし、助け合って生きる
・時にはぶつかることもある
・それを乗り越える情熱を持つ
・さらにより良いものを目指して我慢する
・決して甘いものではない
・一生懸命生きる
・乗り越えた時の喜びは感動を呼ぶ 出会い
・”我と汝”の世界
とあった。
日本語の”生きる”という言葉は、英語の"to live"とは異なり、"to have a life mentally, spiritually, emotionally"という意味であり、英語の”生命を維持している状態(to have a daily physical life)"とは異なり、日本語の”生きる”が日本人のメンタリティーの根幹にあるとのことだった。その延長上にあるのが”ともに生きる”だ。

プライベートでも、仕事でも、人と人がともに生きていくということは大変で険しいことだけど、その険しいことを乗り越えたらそこには喜びがある。生きとし生けるものすべてに共通する普遍的なことでもある。

病気になったらどう考えるか

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